高校生・高専生に関する記事とニュース
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2017/11/28
イングランドのコンピューティング必修化に学ぶ――実施から3年で見えた課題
イングランドを中心にグローバルなコンピュータサイエンス教育(CS教育)事情をひもとき、プログラミング教育の可能性を考察していく本連載。前回の記事では、2014年からのイングランドにおける教科コンピューティング必修化の概要について触れました。それから4年目の今、取り組みについてどういった評価が行われ、どういった問題点が明らかになっているのでしょうか。日本におけるプログラミング教育必修化の内容は、イングランドのものとは大きく異なるとはいえ、その歴史と経験から学べることは大いにあると考えています。 ...
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2017/11/21
単なるICT導入だけでは成功といえない――必要なのは「Ungooglable Question」に答える力
2013年に近畿大学附属高等学校・中学校が、eラーニングアワードの文部科学大臣賞を受賞した。それまでの取り組みについて、同校の乾武司氏(ICT教育推進室室長)が経緯とポイント、さらにICT導入を成功させるために必要な考え方を講演で発表。こちらは一般社団法人e-Learning Initiative Japanが主催した「eラーニングアワード2017フォーラム」の中で、「ICT導入の『本当の成功』に向けて」と題し、実施された。
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2017/11/16
イングランドにおけるコンピューティング必修化、その実情とは?
昨今2020年からのプログラミング教育必修化の話題が盛り上がっていますが、諸外国では以前からコンピュータサイエンス教育(CS教育)が注目され、プログラミングを含んだ授業が展開されています。本連載では、MicrosoftでCS教育に関連する製品開発を経験し、現在はロンドンでCS教育について研究している筆者が、イングランドを中心にグローバルなCS教育事情をひもとき、プログラミング教育の可能性を考察していきます。第1回となる本稿では、2014年から「コンピューティング」が必修化され、かなり高度な内容...
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2017/11/14
どうしてプログラミング教育を小学校でやるの?――文科省の資料から読み解く実態
2020年から始まる「プログラミング教育」は、多くの保護者の不安要素になっているのではないでしょうか。ITにこれまで疎遠だった保護者の方々は、一体なんのために、何を教育しようと考えているのか不安でしょう。一方IT産業に関わっている保護者の方であれば、専門性のない教員に、まちがったことを教えてほしくないと不安に感じている方もいらっしゃるでしょう。この連載では、そもそも「プログラミング教育」はどのような背景から生まれ、何を目的としているのか、そして何を実施しようと考えているのか、まずこれらを理解し...
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2017/09/13
私立中学の英語授業にオンライン英会話を導入!――4技能型検定試験の採用が進む大学入試を見据えた、話す・聞く力を伸ばすための取り組みとは?
埼玉県さいたま市にある淑徳与野中学・高等学校は、中高一貫教育を行う私立の女子校だ。卒業生の90%以上が現役で四年制大学に合格する進学校として知られる同校では、2017年4月から新たな取り組みをスタートさせた。中学2年生の英語の授業へオンライン英会話を導入したのである。フィリピン人講師とマンツーマンで週1回行うオンライン英会話では、学校のカリキュラムに沿ったスピーキング用教材を使ってレッスンが進められる。導入に尽力し、オンライン英会話が実施される教室で監督も務めている同校の英語科教諭、池田佑介先...
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2017/07/18
プログラミング教育なんてやっている場合ではない――高校までに必要な本当の学力
6月1日、New Education Expo 2017において、国立情報学研究所社会共有知センター長 新井紀子氏によるセミナーが行われた。新井氏は「東ロボくん」のプロジェクトでAIを東大に合格させる研究のプロジェクトリーダーを務めていた。その研究結果から、AIとの共存が避けられない時代に本当に必要な能力はなんなのか、特に中高生など若い世代に足らないのはどんなスキルなのかを語ってくれた。
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2017/07/03
総務省が実施する「若年層に対するプログラミング教育の普及推進事業」新規プロジェクトに参画する19団体の取り組み
2020年、「教育の情報化」を100%実現することを目標に、総務省では平成26年度より「先導的教育システム実証事業」および「若年層に対するプログラミング教育の普及推進事業」を実施・展開してきた。その平成28年度事業の成果発表・情報共有が、5月16日の「教育の情報化」フォーラムにて行われた。本記事では「若年層に対するプログラミング教育の普及推進事業」について、平成29年度の新規プロジェクトとして決定した19の団体の事業概要および意気込みを紹介する。
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2017/06/26
さまざまな視点から語られた、プログラミング教育における「教材開発」と「メンター育成」のポイント――総務省「教育の情報化」フォーラムで行われたパネルディスカッションより
2020年、「教育の情報化」を100%実現することを目標に、総務省では平成26年度より「先導的教育システム実証事業」および「若年層に対するプログラミング教育の普及推進事業」を実施・展開してきた。その平成28年度事業の成果発表・情報共有が、5月16日の「教育の情報化」フォーラムにて行われた。本記事では「若年層に対するプログラミング教育の普及推進事業」について実施した11の団体の総括、成果発表、およびパネルディスカッションの模様を紹介する。
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2017/06/13
総務省が実施する「先導的教育システム実証事業」について、フルクラウドモデル校とドリームスクール実践モデル校の担当者が成果を発表
2020年、「教育の情報化」を100%実現することを目標に、総務省では平成26年度より「先導的教育システム実証事業」および「若年層に対するプログラミング教育の普及推進事業」を実施・展開してきた。その平成28年度事業の成果発表・情報共有が、5月16日の「教育の情報化」フォーラムにて行われた。本記事ではフルクラウドモデル校、ドリームスクール実践モデル校での「先導的教育システムの実証事業」における成果発表についてレポートする。
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2017/06/02
総務省が標準仕様を策定する「教育クラウドプラットフォーム」を有効活用する手法とは? 先導的教育システム実証事業の総括および3地域での取り組みを紹介
2020年、「教育の情報化」を100%実現することを目標に、総務省では平成26年度より「先導的教育システム実証事業」および「若年層に対するプログラミング教育の普及推進事業」を実施・展開してきた。その平成28年度事業の成果発表・情報共有が、5月16日の「教育の情報化」フォーラムにて行われた。本記事では「先導的教育システムの実証事業」における総括と今後の展望、そして三つの地域での実証結果について紹介する。
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2017/04/10
地域格差是正、メンター育成、教育の情報化への各地の取り組み――総務省が成果発表(2)
総務省は平成28年度 『教育の情報化』関連事業の中で行われた実証実験の成果発表を行った。全国11ブロックで行われた実証のうち東海ブロックから沖縄ブロックまで6ブロックについて概要をまとめた。
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