【Canvaシート】AIに任せて、データ収集も資料作りも一瞬で!
「Canvaシート」は、いわゆる表計算機能です。「Microsoft Excel」や「Googleスプレッドシード」のように、関数を使ってデータを集計したり、文字列を操作したりすることができます。 しかし正直なところ、少なくとも私は、それらの用途でCanvaシートを使いません。明らかにExcelやスプレッドシートを使ったほうが効率的だからです。 Canvaシートの一番の特徴はAIでいろいろな表を作れることです。この記事では特にCanvaシートのAIを活用した事例を紹介します。
AIで都道府県のデータ表を瞬時に作成する
Canvaのホーム画面で「Canvaシート」をクリックし、シートに名前を付けます。A1セルが選択されていることを確認して、上のツールバーの「クイックアクション」をクリックし、「表を作成する」をクリックします。マジック作文が起動するので、作りたい表の内容(都道府県名のほか、県庁所在地や人口など)を入力して「生成」をクリック。プレビュー画面の内容を確認してよかったら「追加」をクリックします。これで都道府県の表が完成します。

C1セルを選択後、右下のハンドルを右にドラッグして列を追加し、見出しにそのほかの知りたいこと(出身の有名人や方言など)を入力していきます。列をすべて選択して「クイックアクション」をクリックし、続いて「空白セルに入力」をクリック、さらに「追加」をクリックすると、表の空白セルに見出しに合わせた内容が記入されます。
一度に追加できるのは20行までなので、残りの表を選択し「クイックアクション」をクリックして「空白セルに入力」をクリックします。これを繰り返して、すべての空白セルが埋まるようにします。このようにして、知りたいことを追加して空白セルを埋めていくと、簡単な都道府県のデータベースが出来上がります。ハルシネーション(事実とは異なる、誤った内容が出力されること)が発生する場合もあるので、ファクトチェックは必ず行いましょう。

そのほかにも、教科書に出てくる語句や英単語の意味や例文を一覧表にすることができます。子どもたちが自分で操作できる環境にある場合は、子ども自身で自分だけの例文集を作るのもよいでしょう。

私のYouTubeチャンネルでは動画でも手順を詳しく紹介しています。