茨城県守谷市、東京学芸大学 堀田研究室、東京書籍、Lentranceは、「学習者用デジタル教科書の活用による効果や影響に関する共同実証研究」に関する協定を締結した。4者は「算数・数学」の学習者用デジタル教科書を中核においた実証研究を進めている。
同実証は10月1日〜2027年3月末日まで実施され、実証研究校は守谷市立小中学校となる。実証研究の目的は、ICTの利用目的や導入効果、効果に関する評価手法、地域での展開のあり方などを学術的に分析することとなる。さらに、分析によって得られた知見をもとに新たな教育モデルを構築して、その成果を広く社会に発信する。
実証研究校では、協定当事者間で協議し定めた「算数・数学」の学習者用デジタル教科書、およびデジタル教科書用プラットフォームを使用して教育活動を展開する。同実証では、ICTが教育にもたらす効果を実証すべく、児童生徒の学習状況を示す学習履歴データの収集・解析を行う。
同実証における各当事者の役割は以下の通り。
- 守谷市:実証研究校の選定、デジタルコンテンツなどを用いた実証研究校における教育活動の展開
- 東京学芸大学 堀田研究室:研究計画の策定やデータの解析、およびその成果の学術的な発信・公表
- 東京書籍:同実証に必要なデジタルコンテンツの提供、および守谷市・東京学芸大学 堀田研究室との連携による実証研究の進行、実証成果をまとめたレポートと実践事例集の作成
- Lentrance:同実証に必要なデジタル教科書用プラットフォームの提供
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