システム ディは、山形県教育局に校務支援クラウドサービス「School Engine Web出願システム」を導入したことを、12月23日に発表した。さらに、2026年2月には県内の特別支援学校向けに、校務支援クラウドサービス「School Engine」の実装を予定している。

山形県教育局では、県内全域の公立高等学校受検においてWeb出願システムを導入することで、インターネット上で出願手続きを完結させ、業務の効率化と関係者の負担軽減を目指している。また、特別支援学校においては、これまで紙媒体や表計算ソフトなどで管理されていた学籍情報や特別支援学校固有データをシステムで一元管理し、教育DXを推進するねらいがある。
導入されるSchool Engineは、クラウドコンピューティングを活用して低額かつ定額で利用できる校務支援クラウドサービスであり、自治体や教育委員会を中心とした、各校への広域導入と一括管理を可能にする。9月には最新モデル「School Engine One」の開発も発表しており、今後も教員の業務負担を軽減することで、児童生徒と向き合う時間の創出や教育の質向上を支援していくとしている。
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