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LINEヤフーがCSR活動の新方針を策定、若年層に向けたデジタルリテラシー支援を重点領域に

 LINEヤフーは、CSR活動の新方針を2月9日に策定した。新方針では、これまで継続してきた災害支援の取り組みに加えて、生成AIやSNSの普及を背景に重要性が高まるデジタルリテラシー支援を重点領域として推進していく。

 さらに、若年層向けのリテラシー教育を担ってきたLINEみらい財団が3月末をもって解散することにともない、4月以降、同社はこれまで同財団が実施してきたリテラシー教育事業を継承する。

 LINEヤフーはこれまで、「安全な場の提供」と「主体的に学び・活躍できる力の育成」の両面から若年層支援に取り組んできた。その中には、「Yahoo!ニュース」が提供している「ヤフコメ」や「LINEオープンチャット」をはじめとする投稿型プラットフォームサービスにおける誹謗中傷や偽・誤情報対策、「LINE」アプリ内での闇バイト防止啓発などが含まれる。

 具体的には、ガイドラインの整備や通報機能の提供、違反投稿に対する24時間365日体制のパトロールによって、安心して利用できるオンライン環境の整備に取り組んでいる。

 そしてLINEみらい財団では、情報モラルや防災、金融といったテーマで、若年層向けのリテラシー教育を自治体や教育機関と連携して展開。具体的には、活用型情報モラル教材「GIGAワークブック」を提供している。現時点で、同財団によるリテラシー教育は20都県102市町村に導入されている。

 今回策定されたLINEヤフーのCSR新方針では、新たに「デジタルリテラシー支援」を重点領域として明示する。「テクノロジーをもっと身近に、もっと安心に」という基本方針のもと、若い世代やその家族が安心してテクノロジーを活用できる社会の実現を目指す。

 「GIGAワークブック」については、4月以降はLINEヤフーのコーポレートページ内に新設される特設サイトで無償提供を継続する。また、教材の学習ポイントや生徒への促し方などを解説した、教員向けの研修動画も新たに公開。授業準備などに活用してもらえるよう、支援を強化していく。

 さらに、「闇バイト」や「誹謗中傷」といった、学校現場だけでは対応が難しい社会課題を題材とした教材を活用して、LINEヤフーの社員が講師を務める出前授業を新たに実施する。

 あわせて、「LINE」を活用した若年層向けの相談支援、AIリテラシー向上に向けた教育・啓発活動といった、社会課題に応じた取り組みを推進していく。これらの取り組みは、いじめなど若年層向けの悩み相談窓口「LINE相談」や、LINE公式アカウント「闇バイトから若者を守ろうプロジェクト」で培ってきた知見を活かして行われる。

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