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東京都渋谷区、小中学生の探究活動を集約・共有する「My探究」サイトを公開

 Barbara Poolは、渋谷区教育委員会が区立小中学校で展開している探究「シブヤ未来科」における児童生徒の探究プロセスや成果を集約・共有するWebポータル「My探究」サイトを公開したことを、12月23日に発表した。サイトの企画・設計はBarbara PoolおよびSTEAM JAPANが担当している。

 同サイトは、区内の児童生徒一人ひとりの探究の取り組みを学校や学年を横断して閲覧できる共通プラットフォームとして整備された。子どもたちの主体的な学びを可視化するだけでなく、教員間の実践共有や、保護者・地域・企業との対話や連携のきっかけとなることを目指す。

「My探究」サイトイメージ
「My探究」サイトイメージ

 サイト立ち上げの背景には、現場の教員から寄せられた「他校の事例や評価の工夫を知りたい」「子どもたちの取り組みを社会へ発信したい」「保護者や地域の方にも、子どもたちの取り組みをもっと見てもらいたい」といったニーズがあった。区全体の探究の事例を一元的に蓄積・公開することで、これらの課題解決を図る。

 渋谷区が実施した昨年度のアンケート調査によると、児童生徒の約97%が探究学習を「楽しい」と回答した。また、200人の教員を対象とした調査でも78%が「楽しい」と答えており、校内外で実践を共有し合う動きが見られるなど、前向きな変化が現れている。

 学習効果の面では、国語・算数(数学)といった各教科の授業時数を約1割探究に振り替えているものの、全国学力・学習状況調査における学力水準に大きな変化は見られなかった。一方で、主体性や自己肯定感といった非認知的な指標は令和6年度から向上傾向にある。一部の中学校では都立高校の推薦入試の合格率が従来の約3割から5~6割へ高まるなど、生徒の内面の成長や進路にもよい影響を与え始めている。

 「My探究」サイトでは、児童生徒による探究テーマや成果、振り返りなどを順次掲載する。学校や学年、テーマごとに事例を閲覧できるほか、教員の実践事例も掲載し、学校を越えた学び合いの基盤として活用していく予定。

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