JTBと次世代教育ネットワーキング機構は、リフレクションツールを用いた探究サポート教材「探究スタートアップ~発見!わたしのモノの見方・考え方~」を両者で開発し、全国の中学校・高等学校に向けて11月1日に発売する。税込価格は、生徒1名あたり2970円。
リフレクションとは、自身の内面を客観的、俯瞰的に省みることを指す。経験を客観視することによって新たな学びを得られ、未来の意思決定と行動に活かせる。
今回、発売される「探究スタートアップ~発見!わたしのモノの見方・考え方~」は、リフレクションツールを使いつつ、生徒が自身の意見や経験、感情を認識し、分析することで自身のモノの見方・考え方(価値観)を発見していくプロセスをサポートする。
同教材の監修は、リフレクションの第一人者として知られる昭和女子大学ダイバーシティ推進機構キャリアカレッジ学院長などを務める熊平美香氏が担当。生徒が探究活動に取り組むにあたり、自身の内面にある価値観や課題意識に基づいて、探究のテーマや課題を設定できるようになることを目指して開発された。
同教材は、授業用スライド、生徒用ワークブック、教員用ガイドブック、教員用学習指導案で構成されており、生徒が自らの意見、経験、そのときに抱いた感情などを振り返ることによって、これまで気づかなかった自身のモノの見方・考え方(価値観)を発見し、そこから社会のさまざまな事象に対する課題意識を自ら認識することが可能になるという効果が期待できる。
教材の対象は全国の中学校、高等学校で、全国のJTB法人サービス店舗で販売される。なお、個人向けの販売はない。
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