Edv Futureは、同社が提供する、生きる力を育む成長型支援サービス「Edv Path(エデュパス)」の利用データをもとに、夏休み前後の生徒の「非認知能力」の変化について調査した結果を、10月19日に発表した。同調査は、7月1日〜25日、8月20日〜9月10日の期間に、全国の「Edv Path」を利用している中学生・高校生約3000名が対象となっている。
調査対象者の、夏休み前後のアセスメント結果を比較すると、「SEL/EQ(心の知能指数)」カテゴリでは、「自己理解」「社会/他者理解」「責任ある意思決定」で、夏休み前よりも夏休み後に成長がみられた。
やり抜く力を指す「GRIT」カテゴリでは、中学生・高校生ともにいずれの項目も大きな成長は見られない。
「周辺環境」カテゴリでは、中学生・高校生ともに通学期間と休み期間に応じた対人関係の違いが顕著に表れており、学外でのコミュニケーションが増えたことで、家族・保護者や友人との関係性に伸びがみられた。
「自己肯定感」カテゴリをみると、高校生では夏休み前後であまり差がみられなかったものの、中学生では家族や友人と過ごす時間と中身の質が濃かったからか、「充実感」「自己実現的態度」「自己受容」に成長がみられる。
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