高校生・高専生に関する記事とニュース
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2018/09/12
プログラミングカフェや、最新STEM教育デバイスの展示、学生の参加も!【Maker Faire Tokyo 2018レポート】
8月4日、5日と、東京ビッグサイトにてMaker Faire Tokyo 2018が開催された。毎年多くの「メイカー」が集まり製品や作品をシェアする本イベント。今回EdTechZineでは「キッズ・エデュケーション」のコーナーに特に注目し、展示の模様をレポートする。
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2018/09/10
国内外で200万人が利用する学習ノート共有アプリ「Clear(クリア)」――アルクテラスの新井豪一郎氏が目指す「主体性」の格差の解消とは?
テスト前になると飛び交う「ノート貸して!」の声。ノートを見せ合い、教え合う、そんな教室での光景がネット上で展開されている。アルクテラスが企画開発・運営する学習ノート共有アプリ「Clear(クリア)」だ。既に国内外で200万人以上が利用し、Global EdTech Startup Awardsの世界大会で優勝するなど、アルクテラスは今最も注目されるEdTechベンチャーの1社といえるだろう。その代表取締役社長 新井豪一郎氏に、開発経緯や教育に対する思いなどについてお話しいただいた。
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2018/09/05
2日半で起業家マインドを教えるDellのGirls Track~将来を担う女の子たちが学んだこと
起業をする・しないに関係なく、教育で起業家精神を育むことが重視されている。自ら課題を見出し、その解決を試みるというマインドが、これからの「生きる力」につながると考えられているからだ。女子学生に起業に必要な知識や考え方を教えようとDellが毎年夏に開催するのが「DWEN Girls Track」だ。今年はカナダ・トロントで開催、女子21人が参加した。将来を担う女の子たちは何を学んだのだろうか? 教育者が取り入れられるアイディアは何か?
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2018/09/04
「僕はプログラミングができない」――17歳でロボットの会社を起業した東出氏が、中高生と語った「ビジネス」「ものづくり」「生き方」の話
G's ACADEMYが開催する中高生向けのプログラミング集中講座「G's ACADEMY YOUTH CAMP」に、”17歳の起業家”として知られる東出風馬氏(株式会社Yoki代表取締役社長)が登場。現在19歳、現役大学生である同氏が、”後輩”世代を相手に自身の起業体験やビジョンについて語った。プログラミングを学ぶために参加した中高生の悩みに答えるQAコーナーも設けられ、参加した中高生は大きな刺激を受けたようだ。当日の様子をレポートする。
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2018/08/27
プログラミングスキル判定サービス「TOPSIC」を通じてアルゴリズムを学ぶ~立教池袋中学校・高等学校 数理研究部の挑戦
プログラミングにおいて重要になってくるのが問題解決の手順となるアルゴリズムだ。それでは、アルゴリズムを考える能力はどのようにして身につければよいのだろうか。その一つの方法として、立教池袋中学校・高等学校では、同校の数理研究部において、プログラミングスキル判定サービス「TOPSIC(トップシック)」の利用を今年の4月から開始した。
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2018/08/22
AI時代に必要な「個性を伸ばす」教育とは何なのか? ――モーリー・ロバートソン氏が考える、線路のない自由な学びの場
AI時代と言われる近い将来、人として幸せな人生を送るためには、どのような能力を高め、スキルを身につけるべきなのか。2018年7月23日に開催されたAdobe Education Forum 2018では、その答えの1つとされる「創造性」というキーワードのもと、高校・大学の教育についてさまざまな視点から意見が交換された。基調講演に登壇したモーリー・ロバートソン氏は、「個性こそ育まれるべき」とユーモアを交えつつ熱く語る。果たして、現在日本の教育の何が問題で、どう変わるべきなのか。日米の教育と受験を...
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2018/07/26
英語力にとどまらないグローバルマインドを育てる――“世界への発信”を見据えた教育現場のデザインとは?【New Education Expo Tokyo 2018】
6月7日~9日の3日間にわたり、各分野で先行モデルとされている教育関係者たちが知見を共有する教育イベント「New Education Expo 2018」が開催された。本稿では当日実施されたセッションの中から、「世界に踏み出す英語プレゼンテーション~オーセンティックな学びが支える大学生・高校生の発信力~」の様子をレポートする。このセッションでは、単なる「英語教育」だけではなく、世界で活躍できる「グローバルな学生」を育てるための取り組み・考え方を3名の有識者がそれぞれの視点で紹介。ICTの活用を...
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2018/07/04
新学習指導要領に準拠したロボットプログラミング教材も登場【EDIX2018】
5月16日から18日まで東京ビッグサイトで開催された「第9回 教育ITソリューションEXPO(EDIX)」。ICTを活用した国内外のソリューションからサービス、新しい教材まで展示される国内最大級の教育展示会として、毎年注目を集めている。ここでは今回のEDIXのブースより、今年のICT教育における注目ポイントを紹介していく。なお本稿では、プログラミング教育で活躍する注目のロボットプログラミング教材や新製品をピックアップする。
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2018/06/11
「50センチ革命」を起こす人材を育てるため、公教育と民間教育それぞれができることとは――経産省の第3回「『未来の教室』とEdTech研究会」より(後編)
経済産業省は5月8日、3回目となる「『未来の教室』とEdTech研究会」を開催した。これまで2回の研究会(1/19、3/28)と4回のワークショップが開催されており、「新しい時代の学び」について教育関連企業などから意見を募っている。第3回はそれらを踏まえ、さらに多面的な意見交換の場として開催された。後半は、取りまとめに向けた議論を進めるため、経済産業省サービス政策課教育産業室の浅野室長より議論のフレームの確認およびコンセプトの整理について述べられ、ゲストスピーカーの熊本大学教育学部准教授の苫野...
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2018/06/04
EdTech関連企業の提案を起点に「学び方改革」の具体策を考える――経産省の第3回「『未来の教室』とEdTech研究会」より(前編)
経済産業省は5月8日、3回目となる「『未来の教室』とEdTech研究会」を開催した。これまで2回の研究会(1/19、3/28)と4回のワークショップが開催されており、「新しい時代の学び」について教育関連企業などから意見を募っている。第3回はそれらを踏まえ、さらに多面的な意見交換の場として開催された。前編では、ゲストスピーカーのリクルートマーケティングパートナーズ、ICT CONNECT 21、ライフィズテックの代表者によるプレゼンテーションと質疑応答、意見交換についてレポートする。
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2018/05/28
学びのプロたちが語る人生100年時代の学びとは?――Learn for Life 2018レポート
人生100年時代と言われるが、100年となると学び、キャリア、大きく言えば生き方がそのものがこれまでとは変わってくる。3月末、都内で開催された「Learn for Life 2018 第1回東京国際教育祭」で、人生100年時代の学びをテーマに、楽天の常務執行役員でチーフピープルオフィサーを務める小林正忠氏、子ども向けバイリンガル教育を展開するSelanの代表取締役 樋口亜希氏、青山学院大学で社会人向け履修証明プログラム「ワークショップデザイナー育成プログラム」の講師を務める苅宿俊文氏(青山学院...
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2018/05/24
人生100年時代の学校の役割とは? キーワードは「小さな学校」――経産省の第2回「『未来の教室』とEdTech研究会」より(後編)
経済産業省は3月28日、2回目となる「『未来の教室』とEdTech研究会」を開催した。初回(1月開催)の研究会の後、4回開催されたワークショップでの議論を踏まえ、中間論点の整理を目的としたものだ。レポート後半の本稿では、ゲストスピーカーによる講演と、委員による意見交換の模様をお伝えする。
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2018/05/23
学習者中心の教育の社会システムが課題解決能力を養う――経産省の第2回「『未来の教室』とEdTech研究会」より(前編)
経済産業省は3月28日、2回目となる「『未来の教室』とEdTech研究会」を開催した。初回(1月開催)の研究会の後、4回開催されたワークショップでの議論を踏まえ、中間論点の整理を目的としたものだ。前半のレポートとなる本稿では、海外動向の紹介と、研究会の中間報告についてまとめる。
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2018/05/21
テクノロジーで社会にインパクトを! Microsoft学生ITコンテスト「Imagine Cup 2018 日本予選」レポート
日本マイクロソフトは2018年4月16日、同社の年次イベントである学生ITコンテスト「Imagine Cup 2018 日本予選大会」を開催した。同コンテストでは、2次予選を勝ち抜いたファイナリスト10チームが集結し、7月にシアトル本社で開催される世界大会への出場権をかけて、自ら開発したソリューションを披露し競い合った。本記事では学生たち開発した技術力と可能性にあふれるソリューションを紹介しよう。
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2018/04/16
国際バカロレア(IB)とは何か?――グローバルなだけではない、注目の大学入学資格をIB日本大使が説明
ハーバード大学など欧米の大学やアジアの大学、あるいは日本の大学でも、資格を取得していれば応募ができる――。そんな世界を目指すのが共通の大学入学資格「国際バカロレア(IB)」だ。日本でも政府がIB認定校200校を目指すなど注目が高まり始めているが、一体IBとは何なのか? 3月27日、広尾学園で開催されたイベント「Learn for Life 2018」の基調講演において、国際バカロレア日本大使を務める坪谷ニュウエル郁子氏(東京インターナショナルスクール代表)が発表を行った。
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2018/03/16
ITエンジニアのお父さんたちがプログラミング教育を考えた――大切なのは保護者が「一緒に」触れること
IT業界で働くお父さんたちは、「プログラミング教育」をどう考えているのだろうか。2018年2月15、16日に開催されたエンジニア向けイベント「Developers Summit 2018」において、「お父さんが教えるプログラミング、我が子に伝えたいワクワク」と題したセッションが行われた。登壇したのは教育の専門家ではなく、IT業界で働くエンジニアであり、子育て中のお父さんである阿部崇氏と平初氏。セッションには、多くのお父さん・お母さんエンジニアが参加した。EdTechZineでも連載を執筆した二...
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2018/02/15
課題解決力を持つ「チェンジ・メイカー」をいかに育てるか――経産省が「『未来の教室』とEdTech研究会」を発足
「未知の課題に対して解決策を探し出すような人材をいかに育てるか」――経済産業省で1月19日、「『未来の教室』とEdTech研究会」の第1回が開催された。AIなどの技術が産業、社会などを大きく変えると予想されている。世界の国々が変革期に対応する人材育成に乗り出す中、日本は遅れているという危機感が出される一方、各委員からは具体的な課題と提言がなされ、EdTechの活用への期待が感じられた。
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2018/02/08
高校生から小学生へ、互いが成長できるプログラミング学習を――カラフルで自由なロボットプログラミング「KOOV」を活用した学習事例
プログラミング学習の特長のひとつに「異年齢が一緒になって学びやすい」ことが挙げられる。民間のプログラミングスクールにおいても、子どもたちの学年や年齢でクラスやコースを分けず、異年齢が一緒の空間で学ぶスタイルを取り入れているところが多い。これは、プログラミングに限らず、ものづくりを通した学びの良さと言っていいだろう。このメリットを活かして、高校生が小学生をサポートするプログラミング教室を実施したのが西武学園文理小学校(埼玉県狭山市)だ。同校では2018年1月9日、系列校である西武学園文理高等学校...
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2018/02/06
子どもが「プログラミングをやりたい」と言い出したら?――中学校・高等学校でのプログラミング教育と保護者にできること
この連載では、2020年から小学生向けに導入されるプログラミング教育にあたっての心構えや、プログラミングで実現できることなどを紹介してきました。ではその後、お子さまが中学生・高校生になった時、どのようなことを考えていくべきでしょうか。最終回となる今回は、現在の学習指導要領やガイドなどから、中学生・高校生に適切なプログラミング教育の準備や考え方について見ていきます。最後に、これまでの連載を振り返って、改めて保護者ができる準備や心構えをまとめます。
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2018/01/31
「やりたいことがたくさんあったら、思い切って捨ててみる」――現役高校生プログラマーが同世代と共有したマインドとは?
1月3日から5日、中高生を対象にしたプログラミング集中講座「G's ACADEMY YOUTH CAMP」が開催された。G's ACADEMY(ジーズアカデミー)とは、社会人のキャリアチェンジやスキルアップのためプログラマーやデザイナーを養成するところである。ユースキャンプは、ジーズアカデミーのプログラムを中高生向けに凝縮・アレンジした短期集中講座だ。本記事では、そんなユースキャンプの中で行われた、現役高校生起業家・プログラマー山内奏人氏による講演をレポートする。山内氏は、プログラミングを学び...