日本で初めて「Adobe Creative Campus」「Adobe Student Ambassador」に認定された立命館
立命館は2024年4月、立命館大学 大阪いばらきキャンパスに新棟であるH棟を開設。今回、このH棟の一角であるSEEDSを、学園全体のクリエイティビティを育む新たな拠点としてリニューアルオープンした。

立命館とアドビは2023年9月に連携協定を締結しており、2024年4月に同学は日本で初めて「Adobe Creative Campus(以下、Creative Campus)」に加盟した。Creative Campusは、学生のクリエイティブなデジタルスキルの育成にコミットする大学が加盟する世界的コンソーシアムで、「Adobe Creative Cloud」や「Adobe Express」を全学的にカリキュラム内外で活用し、学生や教職員のクリエイティブデジタルリテラシー育成に注力する高等教育機関のみが参加できる。2024年10月時点では世界で約100校が認定されている。
これまでAmbassadorはCreative Campusの中でも、英語圏の限られた大学のみで認定されていたが、今回立命館の学生が認定されたことで、同学はCreative Campusだけでなく、Ambassadorに関しても日本初の取り組みを行う教育機関となった。[※]
Ambassadorは、Adobe Expressを授業や課題活動でいかに活用できるかを学生目線で考え、活用を広げるためにワークショップを開くなどの活動を行う。アドビ製品の活用に必ずしも長けている必要はなく、ほぼ触ったことがないメンバーも所属しており、そうした学生には初心者目線の活動が期待されている。なお、Ambassadorは立命館大学の大阪いばらきキャンパスから5名、衣笠キャンパスから3名、びわこ・くさつキャンパスから2名、立命館アジア太平洋大学(以下、APU)から10名の計20名が認定されており、さまざまな学部の学生が交流しながらSEEDSをハブに活動していく。
[※]Creative Campusは、2024年10月に北海道大学と東京電機大学が加盟しており、2025年2月現在、日本では立命館を含めた3つの教育機関が認定されている。