開発教育協会(DEAR)は、時事問題を教室で扱うメディア・リテラシー教材『グローバル・エクスプレス』第24号を、7月10日に無料公開した。

今回は「参院選2025」をテーマに、選挙を通じて外交や防衛、多文化共生について考える2つのアクティビティを紹介している。1つ目は「『選挙、どうする?』部屋の四隅ワーク」で、選挙への関心や態度を問い、自分の考えを表現し合うアイスブレイク型アクティビティ。2つ目は「平和と共生を実現できそうな政党はどこだ!?」で、各政党のマニフェストを比較しながら、政党の違いや自分の考えを深めるワーク。この教材は参院選2025に対応しているが、選挙が終わったあとでも「これからの社会や政治との関わり」を考える対話のきっかけとして活用できる。
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教材の特徴は次のとおり。
- 中高生以上を対象に、授業やワークショップですぐに活用できる
- 「正解のない問い」を通して、自ら考え対話する力を育む設計
- 投票の「方法」についても知ることができる
- 外交、防衛、多文化共生に関する現実的な選挙の論点を考えられる
- 期日前投票や白票、外国人労働者など、現実的な選挙の論点も含む
- 選挙後でも、これからの政治参加に向けた実践に適している
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