日本レジストリサービス(以下、JPRS)は、インターネットに関する教育支援活動の一環として制作したポスター「インターネットリテラシー紙上教室」および下敷き「世界ドメイン紀行 特別編」を、全国の中学校・高等学校・高等専門学校など教育機関を対象に無償で配布することを、12月12日に発表した。
今回配布されるポスターは「SNS」や「フェイクニュース」など高等学校情報科「情報I」で学ぶキーワードを俯瞰しながら、情報社会において必要な知識やインターネットを安心安全に使うための仕組みを、新聞記事を交えながら解説したもの。下敷き「世界ドメイン紀行 特別編」は日本のドメイン「.jp」や世界の国別トップレベルドメイン(ccTLD)について、その国や地域のクイズに答えながら学べるものとなっている。
この取り組みは、生徒たちが日常的に利用していながら普段あまり意識することのないドメイン名について、ポスターおよび下敷きというツールを用いて理解を深めてもらうことを目的に実施するもの。JPRSでは、2019年から同様のポスターを全国の教育機関に配布する活動を行っている。配布したポスターは授業やパソコン室での掲示などで活用されている。
ポスター利用用途(2021年申込者)
- インターネット教育(情報の授業で利用・パソコン室掲示):65件
- 教室・校内掲示(情報以外):19件
- そのほか(地理授業活用、図書館など): 5件
同ポスターおよび下敷き配布の申込受付期間は1月19日までで、申込受付後に順次発送される。申し込みはメールまたはFAXで受け付けている。申込方法の詳細は同社プレスリリースページで確認できる。
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