チエルは、同社の無線通信可視化・安定化ソリューション「Tbridge エッジキャッシュ機能搭載モデル」を、バージョンアップすることを7月1日に発表した。

「Tbridge」は、パソコンやタブレット端末といった複数の端末からデジタルコンテンツに同時接続する際に発生しやすい、遅延要因を解消するソリューション。同製品の利用によって、「遅い」「よく切れる」「つながらない」といった問題を可視化して原因を制御する。さらに、2024年度に提供が開始された「エッジキャッシュ機能」により、インターネット回線の負荷軽減を可能にしている。

今回のバージョンアップは、「エッジキャッシュ機能」によるインターネット回線負荷の軽減効果を高めることを目的として、学校の長期休暇明けや一斉起動時に通信帯域を圧迫しやすいWinwos UpdateやChrome OS Upateをキャッシュ対象に加えている。
あわせて、キャッシュされた通信の分析結果をより詳細かつ視覚的にわかりやすく表示する。分析機能を向上させることで、ネットワーク管理者が状況を迅速に把握でき、適切な対策を講じられるよう支援する。
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