Classiは、小中学校向け保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」において、保護者が指定した言語で連絡配信を自動翻訳する有償オプション機能の提供を9月より開始する。これにより、学校の負担を軽減しながら多様な文化背景を持つ家庭とのコミュニケーションを促進し、多文化共生社会への貢献を目指す。

tetoruは「学校からの連絡配信機能」 「保護者からの欠席連絡機能」を基本機能として搭載した小中学校向け保護者連絡サービス。公立学校、自治体が導入する場合は無料で利用可能。また、tetoruは校務支援システムとの連携機能も搭載しており、EDUCOMの統合型校務支援システム「C4th」とつなげることで生徒児童に関する情報を一元化し、学校のDX促進を支援する。
今回追加される自動翻訳機能は、tetoruを通じて送信される学校や自治体からの連絡に対し、保護者が選択した言語に自動的に翻訳される仕組み。保護者は、アプリ上で翻訳言語を設定・変更することができ、翻訳された内容はいつでも原文に切り替えられる。
対応言語と翻訳対象は次のとおり。なお、OSによって一部翻訳できる言語が異なる。
- 対応言語:英語、中国語(簡体字・繁体字)、ポルトガル語、スペイン語、タガログ語、インドネシア語、タイ語、ヒンディー語、フランス語、ベトナム語、韓国語、アラビア語、ウルドゥー語を含む13言語(約80%の外国籍児童生徒をカバー)
- 翻訳対象:連絡配信内の連絡の件名、本文、日付などの主要情報
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