レベルエンターは、志望理由書・小論文添削AIシステム「AI.R-Scorer(エアスコアラー)」の最新バージョン「Ver.2」を6月30日に正式リリースした。

AI.R-Scorerは、ChatGPT技術をベースとしたAI文章採点・添削システム。テストの作成から返却まで、すべてオンラインで一元管理でき、AIによるルーブリック評価と添削で教員の採点業務を効率化し、生徒の文章力向上を支援する。Ver.2では、教育現場から寄せられたフィードバックをもとに機能をアップデートした。手書き答案の採点、反復学習、図表付き問題作成機能を新たに実装し、これまで以上の効率化に加え、生徒の主体的な学びもサポートする。主な新機能は次のとおり。
手書き答案の採点にも対応
従来の入力型答案に加え、手書きの答案もAIが自動で読み取り、添削・採点を行う。学校やテストの運用方法、さらには教員の採点スタイルに合わせて活用でき、幅広い教育現場に対応する。

具体的なフィードバックで反復学習
採点結果とともに具体的な改善点を提示する。生徒はそのフィードバックをもとに、回答と添削を自ら繰り返すことができる。これにより、効率的かつ主体的な学習を促進し、文章力と思考力の定着を図る。
図表付き問題にも対応
図やグラフの読み取りを伴う問題の作成・添削機能を追加。複雑な情報を言語化する訓練を通じて、論理的な記述力と読解力をバランスよく養成する本格的な小論文対策が可能になる。
生徒の個別管理・学習履歴の可視化
生徒ごとにアカウントを作成し、過去の答案や採点結果をすべて記録する機能を追加。教員は、生徒が「いつ」「どこで」「どんな課題に取り組み」「どのように成長したか」を一目で把握し、より効果的な指導へとつなげられる。
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