Classiは、同社が提供する小中学校向け保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」の新機能である「個別連絡機能」が、東京都中央区教育委員会に導入されたことを、8月12日に発表した。

tetoruは、「手と手をとりあう」をコンセプトに2022年4月にリリースされた、小中学校と保護者をつなぐコミュニケーションツール。学校現場の業務効率化と教育の質向上を目的に開発され、学校と保護者の連絡機能は無料で利用可能。有償オプションとして一斉連絡機能や集金機能も提供している。
中央区では、従来電話で行われていた学校から保護者への個別連絡をデジタル化し、教職員の業務負担軽減とコミュニケーションの効率化を図るため、tetoruの個別連絡機能を区内小中学校23校に導入した。これにより、教職員は連絡業務にかかる時間を削減できるほか、保護者も自身の都合に合わせて連絡内容を確認できるようになり、家庭と学校の円滑な情報共有が実現する。また、共働き世帯の増加や日中の電話対応が難しい家庭にも対応できる点や、連絡履歴が残ることで証跡管理にも役立つ点が期待されている。
個別連絡機能は、欠席・遅刻・体調不良・けが・持ち物忘れ・委員会活動や登下校時間の変更など、個々の児童生徒や家庭ごとに必要な連絡を、教職員がtetoru上から直接保護者へ送信できることが特徴。また、従来の電話連絡ではつながるまで何度もかけ直す必要があったが、個別連絡機能によりワンクリックで連絡が完了し、履歴も自動で記録されるため証跡管理も容易になる。さらに、共働きや日中不在の家庭でも、都合の良いタイミングでスマートフォンなどから連絡内容を確認可能なため、連絡の行き違いも防止できる。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア