A.verは、同社の展開する学習塾「武田塾」が実施した、大学受験における志望校変更に関する意識調査の結果を2月20日に発表した。同調査は、大学の受験時に志望校を下げた経験がある私立大学生を対象に2月6日〜10日の期間に行われ、103名から有効回答を得ている。
調査対象者に、最後に志望校を下げた時期を尋ねたところ、「高3の夏休み後(9月)」(25.2%)がもっとも多い。「共通テスト後(1月中旬以降)」(20.4%)がそれに続いている。

志望校を下げる判断について、もっと早く、または遅くすればよかったと思うかという質問では、「ちょうどよいタイミングだったと思う」(44.7%)が最多だった。「もっと早く決断すればよかったと思う」がそれに続き、26.2%となっている。

志望校を下げる判断について、「もっと早ければよかった」「もっと遅ければよかった」と答えた人にその理由を尋ねたところ(複数回答)、「周囲の期待やプレッシャーを感じていたから」(35.7%)がもっとも多い結果となっている。「決断するのが怖くて先延ばしにしてしまったから」(33.3%)、「判断するタイミングがわからなかったから」(31.0%)がそれに続いている。

最後に志望校を下げる判断で、もっとも決め手になったものとしては、「模試の結果や判定」(34.0%)が最多となっている。「共通テストの予想点(模試・自己採点など)」(18.4%)がそれに続いた。

最後に志望校を下げたことを後悔しているかという質問では、「あまり後悔していない」(34.0%)がもっとも多い。「まったく後悔していない」は29.1%となり、それに続いている。

最後に志望校を下げたことについて、「まったく後悔していない」「あまり後悔していない」と答えた人にその理由を尋ねたところ(複数回答)、「現在の大学生活に満足しているから」(56.9%)が最多となっている。以下、「自分に合った大学を選べたと思うから」(40.0%)、「結果的に合格できてよかったから」(29.2%)が続いている。

最後に志望校を下げた後、受験勉強への取り組み方はどう変わったかを尋ねたところ、「変わらず同じペースで勉強を続けた」が最多となり56.3%を占めた。「以前より気を引き締めて勉強するようになった」という回答割合は13.6%となっている。

最後に志望校を下げる判断で、重視すべきことは何だと思うかを尋ねたところ(複数回答)、「自分の本当の実力をもっと正確に把握すること」(36.9%)がもっとも多い。以下、「合格までに必要な勉強量や時間を具体的に知ること」(31.1%)、「変更後の大学でも満足できるかをイメージすること」(30.1%)が続いている。

志望校を下げる判断で重視すべき点を自由に答えてもらったところ、「偏差値が高かったりネームバリューがあったりするからといってよい大学とは限らないという考えを頭に入れておく」「国公立や私立でも入試対策がかなり変わるし、選んだ先のことも考えて、大学卒業後の選択も考えておくべき」「もし志望校を下げても後悔しないという揺るがない気持ちがあるか自分とよく相談したこと」といった意見が寄せられている。
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