MIXIは、「シブヤ『部活動改革』プロジェクト」において、2024年度に引き続きコンテンツ提供や講師派遣などの支援を行うことを、6月26日に発表した。「シブヤ『部活動改革』プロジェクト」は、渋谷区が同区にゆかりのある地域企業・団体の協力を得ながら、学校を横断して渋谷区立中学校の部活動を行う取り組みとなっている。

同社は、2021年の試験実施時から「シブヤ『部活動改革』プロジェクト」に参画しており、2024年度は「デジタルクリエイティブ部」において通年で全講座を担当している。
参加者の満足度は90%以上となり、「去年もRomiの講座に参加していたが、今年はChatGPTを交えた内容が増えていて、新鮮に楽しむことができた」「デザインや配置、動かし方などを考えるのが楽しかった」「動画を作ったことも編集したことも全然なかったけれど、グループの人たちと楽しくできたからよかった」といった声が寄せられた。また、2024年度はグループで取り組む課題を多く設定したことから、「クラブ活動で一番好きな部分」を尋ねたところ、「チームメイトとの交流」が「スキル向上」を上回り1位となった。
2025年度は名称が「デジタルクリエイティブクラブ」となり、全日程を担当しつつ、「AI」「グラフィックデザイン」「動画制作」の3つのカテゴリで、同社の社員を講師とした部活動を12回にわたって実施する。生徒同士のコミュニケーションが活発になるよう、グループワーク積極的に取り入れるとともに、生徒が楽しく学べるコンテンツを提供していく。
具体的な実施内容として、「デジタルクリエイティブを知ろう」(全1回)では、「デジタルクリエイティブクラブ」で学ぶスキルが社会でどう活きるかを理解するためのコンテンツを提供。活動の舞台となるMIXIの社内見学も行われる。

「会話AIロボット『Romi』との会話をプログラミングしよう」(全2回)では、プログラミングツール「Romiシナリオエディター」を使って、MIXIが開発する会話AIロボット「Romi」との会話をプログラミングする。

「グラフィックデザイン」(全2回)では、色・形・大きさ・文字などの要素を使用して自身のイメージやアイデアを表現。デザインで、自分の伝えたいことを相手に伝えていく。

「動画制作」(全7回)では、動画制作を通して、どのようにすれば動画を見る人に自分の伝えたいことが伝わるのかを体験する。

実施日程は7月〜12月の水曜16時〜18時(夏季・冬季休業期間を除く)で、会場はMIXI本社(東京都渋谷区)。参加生徒数は最大30名。
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