Ridilover(リディラバ)は、学校経営における女性リーダーシップの重要性を示し、よりよい学校現場の環境改善・学校経営を後押しする「『学校と未来』を考える全国フォーラム」を、12月26日にオンライン開催する。参加費は無料で、事前登録が必要。
同フォーラムは、令和5年度(2023年度)文部科学省委託事業「女性の多様なチャレンジに寄り添う学びと社会参画支援事業(学校教育分野における女性の意思決定過程への参加(普及啓発事業)の実施)」の委託を受けて実施される。
女性管理職の増加が学校経営と子どもたちに及ぼす影響や、女性の管理職登用・活躍推進の実現に焦点を当てて、学校経営を担う管理職、今後のキャリアを考えたい女性教員といった、すべての学校関係者にとって参考になる優良事例を共有。よりよい学校現場の環境改善・経営を後押しする。
当日は、文部科学省総合教育政策局 男女共同参画共生社会学習・安全課の担当者による挨拶に始まる。
第1部では、茨城県つくば市立みどりの学園義務教育学校 教頭の中村めぐみ氏、埼玉県戸田市 教育委員会の小髙美惠子氏、COEO 代表取締役の千木良直子氏が登壇する「学校経営における多様なリーダー論」と題したパネルディスカッションが行われる。
第2部では、長崎県教育庁義務教育課 課長の岡野利男氏と、静岡県裾野市教育長の風間忠純氏による「育て・導く 未来を築く挑戦と成果」をテーマにしたトークセッション、富山県富山市立呉羽小学校 校長の深井美和氏と、北海道室蘭市立本室蘭中学校 教頭の坂本文恵氏による「新時代のロールモデル 現役女性リーダーの軌跡」をテーマにしたトークセッションが行われる。なお、第2部はブレイクアウトルームに分かれて実施されるため、どちらかテーマに参加するかを選ぶ必要がある。
第3部では、当日の感想をシェアしつつ女性管理職の登用やキャリア構築に向けたアクションについて、参加者と一緒に考えるグループディスカッションが行われる(任意参加)。
開催日時は12月26日9時30分~12時で、定員は500名。各都道府県・各市区町村 教育委員会担当者、学校の管理職・教職員などの教育関係者が対象となる。なお、2024年1月5日~2月16日までは見逃し配信が視聴可能となっている。
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