トモノカイは、日本旅行と共同で、ウェビナー「最新事例から学ぶ「修学旅行×探究」ー "異日常”の体験からはじまる地域探究の実践ー」を、12月20日に開催する。参加費は無料。
探究において「商店街の活性化」など自分の住む地域を題材にすることがある。身のまわりの地域をテーマに探究するには、ほかの地域と自分の住む地域を比較し、その地域特有の魅力や課題を見つめる視点が必要となる。生徒がそうした視点を持てるようになるには、普段とは異なる日常(=異日常)を実際に見て触れる体験が大事で、「修学旅行」は最良の手段になり得る。
トモノカイと日本旅行では、これまで各地の自治体とともに修学旅行や地域探究で使えるワークブックを制作してきた。そうした取り組みの先には、単年ではなく複数年にわたり同じ地域に訪問して継続的に地域課題解決に取り組む事例や、地域が疲弊しないよう学年を超えて探究成果を継承・蓄積していこうとする事例など、先進的な取り組みも生まれ始めている。
同ウェビナーでは、「壱岐市エンゲージメントパートナー協定」を締結した長崎県壱岐市と日本旅行の地域探究の事例などを中心に紹介。これまでに地域探究ワークブックや体験プログラムの企画制作に多く携わってきた講師が、学びの観点から解説していく。
参加対象は、以下のような悩みを持つ中高教員、教育委員会関係者、自治体関係者。
- 地域人材、自治体、企業など外部連携による探究を行った事例を知りたい。
- 探究や教育旅行に、身のまわりの地域の課題やSDGsといったテーマで取り組みたい。
- 修学旅行により深い学びを取り入れたいと考えている。
- 教育旅行の誘致や地域探究に関心がある。
開催日時は12月20日の18時~20時で、Zoomを使用して行われる。参加には専用フォームから事前の申し込みが必要で、締め切りは12月18日。定員は100名。
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