スクーミーは、手のひらサイズの小型コンピュータ「スクーミーボード」を活用した「情報I」および「総合的な探究の時間」で利用できる教育カリキュラム「スクーミークラス」の無料体験講座について、高等学校を対象に実施することを、12月8日に発表した。
高等学校においては「情報I」を教えられる教員が不足する中、同社は授業準備時間が少なく、学習効果のあるカリキュラムの作成を行っている。今回、その一部を高等学校に無料講座という形で提供する。
「スクーミークラス」では、小型コンピューター「スクーミーボード」を使いセンサーを開発することを通して、プログラミングのスキルを身につけることができる。また、それを実際に学校や社会で活用することができるため、実践的な学びを実現できる。
カリキュラムの特徴は以下の通り。
- 2025年より共通テストの科目になる「情報I」で活用できる。
- プログラミングはもちろん、「情報社会の課題解決」や「通信とネットワーク」の分野の学習もできる。
- 実践的な学びができるため、総合的な探究の時間でも身近な課題を解決する活動を行える。
- 全国の高校生が自分の活動を発表するためのコンテストを企画しており、社会で評価される経験ができる。
カリキュラムの実施にあたり、学校では1人1台のPCの準備が必要。また、授業・レクチャーの時間として50分×2コマ程度の時間を確保する必要がある(学校の実態希望に応じて適宜相談しながら決定)。また、授業後にインタビューを実施し、その内容は『月刊スクーミーknock!!』にて記事化される。
申し込みは専用のフォームで受け付けている。
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