小学生に関する記事とニュース
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2018/02/15
課題解決力を持つ「チェンジ・メイカー」をいかに育てるか――経産省が「『未来の教室』とEdTech研究会」を発足
「未知の課題に対して解決策を探し出すような人材をいかに育てるか」――経済産業省で1月19日、「『未来の教室』とEdTech研究会」の第1回が開催された。AIなどの技術が産業、社会などを大きく変えると予想されている。世界の国々が変革期に対応する人材育成に乗り出す中、日本は遅れているという危機感が出される一方、各委員からは具体的な課題と提言がなされ、EdTechの活用への期待が感じられた。
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2018/02/13
これからの時代に必要な学びは「STEM教育」に詰まっている! 子どもたちが大人になってもイキイキと生きるために
最近メディアで「STEM教育」という言葉を目にする機会が増えてきました。筆者は2014年から小学生向けSTEM教育に取り組んでおり、STEM教育が日本の教育を次のステージへ移行させる最も有効な手段だと考えています。本記事ではSTEM教育になぜ筆者が期待をしているのか、STEM教育の醍醐味とは何か、どのように実践すればいいのかについて、これまで感じたことを中心に紹介していきます。
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2018/02/08
高校生から小学生へ、互いが成長できるプログラミング学習を――カラフルで自由なロボットプログラミング「KOOV」を活用した学習事例
プログラミング学習の特長のひとつに「異年齢が一緒になって学びやすい」ことが挙げられる。民間のプログラミングスクールにおいても、子どもたちの学年や年齢でクラスやコースを分けず、異年齢が一緒の空間で学ぶスタイルを取り入れているところが多い。これは、プログラミングに限らず、ものづくりを通した学びの良さと言っていいだろう。このメリットを活かして、高校生が小学生をサポートするプログラミング教室を実施したのが西武学園文理小学校(埼玉県狭山市)だ。同校では2018年1月9日、系列校である西武学園文理高等学校...
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2018/02/07
文教市場で20年の実績がある、ソフトベンダーの老舗「ジャストシステム」が考えるプログラミング教育のあるべき姿とは
文部科学省が公布し2020年度から実施される「新学習指導要領」では、小学校教育における「英語学習の充実」と「プログラミング教育の必修化」がトピックとして注目されている。間もなく始まる2018年度より、多くの学校で先行実施がスタートするということもあり、教育現場のみならず、小学生の児童を持つ保護者の間でも「学校で、具体的にどのような指導が行われるのか」について関心が高まっているようだ。
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2018/02/06
子どもが「プログラミングをやりたい」と言い出したら?――中学校・高等学校でのプログラミング教育と保護者にできること
この連載では、2020年から小学生向けに導入されるプログラミング教育にあたっての心構えや、プログラミングで実現できることなどを紹介してきました。ではその後、お子さまが中学生・高校生になった時、どのようなことを考えていくべきでしょうか。最終回となる今回は、現在の学習指導要領やガイドなどから、中学生・高校生に適切なプログラミング教育の準備や考え方について見ていきます。最後に、これまでの連載を振り返って、改めて保護者ができる準備や心構えをまとめます。
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2018/01/30
「情報モラル教育」はさけて通れない――子どもたちとITの適切な関係性
ここまで、プログラミング教育で行われるであろう内容や、身近で動いているプログラムについて紹介してきましたが、プログラミング教育を行うにあたって、さけては通れない大事な教育がもう1つあります。それは「情報モラル教育(ITリテラシー教育)」です。この言葉は、小中高などの学習指導要領内で「情報社会で適正に活動するための基となる考え方や態度」と定義されています。第5回となる今回は、プログラミングを含めたIT教育に欠かせない、この分野についてお話しします。
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2018/01/26
「子どもの好奇心」で無限に広がるプログラミング――次に何をしたいか考えてみよう
今回で9回目となりました「お父さんが教えるプログラミング~5歳からのプログラミング教育体験記~」ですが、いよいよ最終回です。自身の子どもにプログラミングを教える試行錯誤の過程をリアルタイムでお届けしてきました。連載している途中で息子の誕生日を迎え、春から進学する小学校も決まりランドセルも届きました。そして、EdTechZineを運営する翔泳社主催のイベント「Developers Summit 2018」での招待講演も決まりました。最後に、これまでの実践を踏まえた次のステップと、ステップアップに...
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2018/01/25
ゲームや家電だけじゃない! 「都市」を支えるプログラミングを知ろう
プログラミング教育必修化にあたって、保護者が出来ることを考える本連載。第3回となった前回は、身近にある家電がどのような仕組みで制御されているかを紹介しました。今回はもっと規模の大きい、都市を制御する(動かす)仕組みについて紹介します。「都市を制御する」と聞くと、とてつもなく大きな仕組みを思い浮かべてしまうかと思います。ですが、これらもプログラムで制御されています。このように大きな仕組みでも、たった3つの制御構造しか持たないプログラム(前回参照)で制御することができるのは驚きですね。
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2018/01/19
IchigoJamで簡単なゲームを作ってみよう~お父さんが教えるプログラミング実践編⑥
お父さんエンジニアが自身の子どもにプログラミングを教える本連載。ここまでの記事では絵文字を動かしたり、圧電サウンダで音を鳴らしたりと、IchigoJamを使って子どもが興味を持つような実践を紹介してきました。第8回となる今回は、簡単なゲームを作ってみます。
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2018/01/18
プログラミングは意外と身近でシンプル! 日常にあふれているプログラムを理解しよう
本連載では、2020年からプログラミング教育が始まるにあたり、その内容と保護者の方の心構えについてお話ししてきました。前回は、もしお子さまがプログラミングに興味を持ったら、より深いプログラミングに踏み込んでいただきたく、その学習段階の概要について紹介しました。今回からは、具体的にどこでプログラムが使われていて、どのような仕組みで実装されているかを紹介します。日常的に利用している身近なものが「プログラム」によって制御されていることを知り、その仕組みを理解することで、よりプログラムへの関心や興味に...
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2018/01/16
生徒と保護者の生の声から未来を見据える――プログラミング教育で子どもたちに身につけてほしい力とは?
静岡の英語&プログラミングスクール「D-SCHOOL」の現場から、これからの教育と大人気ゲーム「マインクラフト」の教材としての活用についてお伝えする本連載。前回は、今後必修化される「プログラミング教育」について、「創造性」や「論理的思考力」を育むことが本来の意義であること、さらに、それらを育むために私たちが意識していることをお伝えできたかと思います。最後の第3回では、現場からの子どもたちや保護者の声を聞きながら、未来を生きる子どもたちにどのような力をつけてもらう必要があるのかを、今までの連載の...
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2018/01/12
IchigoJamで音を鳴らしてみよう~お父さんが教えるプログラミング実践編⑤
お父さんエンジニアが自身の子どもにプログラミングを教える本連載。前回の記事で、「LEDの部分を音楽に変えることで呼び出しベルやクッキングタイマーなども作れる」とお伝えしました。IchigoJamを購入すると圧電サウンダ(圧電スピーカー)がキットの中に入っています。第7回となる今回は、この圧電サウンダを使ってIchigoJamで音を鳴らしてみましょう。
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2018/01/09
21世紀を生き抜く武器を増やせ! プログラミング教育/クリエイター支援のエキスパートと現役デザイナーによる「クリエイティブ人材育成プロジェクト」
小学校でのプログラミング教育が2020年より必須化されることが決定した2016年以降、民間のプログラミングスクールが急増、親が子に習わせたい習い事として2017年は1位になる(※1)など、小学生がプログラミングを学ぶことはもう珍しいことではなくなりつつあり、今まさにブームの様相を呈している。そのようななか、新たに「小学生向けクリエイター教育」に取り組むプロジェクトが始動した。
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2017/12/27
エンジニアは不足するべき! 「えふしん」氏とデジハリ准教授が語る、ビジネスとプログラミング教育の関係
デジタルハリウッド大学、および同大学院主催の「近未来教育フォーラム 2017」において、エンジニアとして著名な「えふしん」氏こと藤川真一氏と、デジタルハリウッド大学大学院 准教授 ジーズアカデミー 主席講師 山崎大助氏によるパネルディスカッションが開催された。ディスカッションのタイトルは「エンジニア不足は解決できるか?ビジネスの未来へのプログラミング教育の挑戦」。藤川氏自身エンジニアであり、BASEの取締役CTOの肩書も持つ。つまり企業の採用側の立場として、エンジニア不足や採用、育成について語...
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2017/12/22
本体のボタンを押してみよう~お父さんが教えるプログラミング実践編④
IchigoJamにはLEDの近くにSW2と書かれた黒いボタンがあります。このボタンは電源ボタンではありません。通常は押しても何も動作しません。IchigoJamのプログラムから操作できるボタンなのです。別名「タクトスイッチ」と言います。ではボタンはどのように使うのでしょうか? 今回はその使い方とできることを見ていきます。
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2017/12/20
保護者は何もしなくていい? 「プログラミング教育必修化」で変わること、変わらないこと
これから始まるプログラミング教育の実態を保護者の視点からひも解き、できることを探っていく本連載。前回は、プログラミング教育とは「プログラミング的思考」を学ぶもので、「プログラミング言語」を学ぶことではないと紹介しました。そこで第2回となる今回は、この「プログラミング的思考」の考え方が学校の授業に組み込まれることで、何が変わるのか? そして、保護者の方が考えなければならないこと、すべきことは何かについて考えていきましょう。
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2017/12/14
プログラミング教育に求められる「教えない」教え方、3つのポイントとは?
静岡の英語&プログラミングスクール「D-SCHOOL」の現場から、これからの教育とマインクラフトの活用についてお伝えする本連載。第1回では、マインクラフトを教材として用いる教育について取り上げ、「子どもたちが自分から学びに行くような環境をつくり出すことが重要」といった気づきを皆さんと共有しました。第2回となる今回は、教材開発をしながら見えてくる、マインクラフトを使った教育について、教える側の視点に立ってお話しいたします。
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2017/12/08
IchigoJamで数をかぞえてみよう~お父さんが教えるプログラミング実践編③
お父さんエンジニアが自身の子どもにプログラミングを教える本連載。第5回となる本稿では、IchigoJamで数をかぞえてみます。IchigoJamは賢いので、数字をたくさん覚えることができます。足し算や引き算も得意です。今回も短時間でできるプログラムですので、早速やってみましょう。
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2017/11/30
アメリカにおけるコンピュータサイエンス教育――Code.orgによるHour of Codeの取り組みを踏まえて(後編)
本記事では、アメリカのComputer Science Education Week(コンピュータサイエンス教育週間)と、Hour of Code(アワーオブコード)と呼ばれる、「この週間のうち、せめて1時間はコンピュータサイエンスについて学校や課外活動で学んでみよう」という推進活動を行うCode.org(コードドットオルグ)について取り上げています。前編では、アメリカにおけるコンピュータサイエンス教育の背景をひもといてきました。後編の本稿では、Code.orgの具体的な活動について、筆者が実...
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2017/11/29
アメリカにおけるコンピュータサイエンス教育――Code.orgによるHour of Codeの取り組みを踏まえて(前編)
今年も12月4日から1週間の、Computer Science Education Week(コンピュータサイエンス教育週間)が始まります。これはアメリカのNPO法人、Code.org (コードドットオルグ)が、高校卒業までにコンピュータサイエンスへの興味関心を喚起する目的で設定してるものです。日本では、Hour of Code(アワーオブコード)と呼ばれる、「この週間のうち、せめて1時間はコンピュータサイエンスについて学校や課外活動で学んでみよう」という推進活動の方が知られているかもしれませ...