SHIFT AIは、大学の講義や課題でのAI利用経験がある全国の学生(大学・大学院・短大・専門学校)300名を対象に実施した、「AIを学校の講義や課題にこっそり利用」に関する調査の結果を2025年12月29日に発表した。同調査は、2025年12月11日に行われている。
調査対象者に、自身の通う学校における講義や課題での生成AI活用に関するルールを尋ねたところ、「全面的に禁止」「課題では禁止・講義内は可」「講義内では禁止・課題は可」「教授・授業によって対応が異なる」を合わせた割合が64.0%を占めた。
学校で生成AIの活用が全面的もしくは一部制限されている、あるいは授業ごとに対応が異なる環境にある学生(192名)に対し、講義や課題で生成AIを「こっそり」利用したことがあるかを尋ねたところ、「ある」という回答が66.1%に達している。

講義や課題でのAI利用経験がある学生(163名)に、AI利用が学校側(教員・事務など)に発覚したことがあるかを尋ねたところ、「ある」が16.6%、「わからない」が15.3%、「ない」が68.1%という結果になっている。

同じく、講義や課題でのAI利用経験がある学生に、直近1年間の大学での学習・課題におけるAIの活用用途を尋ねたところ(複数回答)、「文章作成・編集(要約/下書き/言い換え/校正)」(58.3%)がもっとも多い。以下「課題支援(レポート・テスト・卒論)」(37.7%)、「課題の調査・情報収集」(31.0%)、「翻訳・語学学習の補助」(29.3%)、「資料・スライド作成」(29.3%)が続いている。

同じく、講義や課題でのAI利用経験がある学生に、直近1年間の大学での学習・課題において、AIの利用が「バレないように」工夫したことがあるかを尋ねたところ(複数回答)、「AIの文章を、自分の文体に近づくように手直しした」(38.3%)が最多となっている。「AIの内容を参考に、自分の言葉で書き直した」(37.3%)、「不自然な表現を修正した」(33.0%)、「プロンプトを工夫して、より自然な文章に再生成させた」(15.7%)がそれに続いている。一方で、「特に工夫はしていない」(25.3%)という回答も一定数みられる。

この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア
