デジタル・ナレッジは、同社の提供する学習管理システム(LMS)「KnowledgeDeliver(ナレッジデリバー)」の最新版となる、バージョン7.9を2月12日にリリースした。

今回、リリースされたバージョン7.9では、「KnowledgeDeliver」のオプション「Teacher's Copilotオプション」に「レポートAI採点補助機能」が追加され、「音声合成オプション」には「音声型テストでの音声合成機能」も追加されている。
「Teacher's Copilot」は、「KnowledgeDeliver」で作成されたテキスト教材(スライド型/Video型)の情報に基づいて、学習内容を自動生成するアシスタントAIとなる。
新機能となる「レポートAI採点補助機能」では、学習者が提出したレポートについて、AIがあらかじめ設定された評価基準(ルーブリック)に基づいて分析し、評価の補助を行う。点数評価の補助だけでなく、レポート内容の評価例(自動レビュー)や、「優れている点」「改善点」といった具体的なフィードバックコメントの案をAIが生成して管理者に提示する。
これにより、教員や管理者による採点業務が効率化でき、評価の質の向上と均一化が可能になる。さらに教育内容をAIへの指示文(プロンプト)に含めることで、より専門的で、授業内容に即した観点からの評価補助が行われる。なお、指示文に含めた教育内容は、AIモデルの学習には使用されない。

もうひとつの新機能である「音声型テストでの音声合成機能」は、入力されたテキストから、AIがリスニング問題の音声データを生成する。音声付きのリスニング問題の作成において、ナレーターの手配や読み上げ品質の確保(ノイズ除去、音量調整)の心配が不要になる。

さらに、「自動文字起こしオプション」への追加機能として、スライドオーサリング型テキストで使用されるメディア中の音声を文字情報に変換できる、自動文字起こし機能も実装されている。同機能で生成された文字情報は、「Teacher's Copilotオプション」による教科補完の素材として利用できる。
そのほか、既存機能の改善として以下が実施されている。
- コンテンツ作成画面からのイメージカタログ登録が可能
- 教科作成からコンテンツ割り当てに至る作業フローに沿ったUIを導入
- イメージカタログ名のコピー機能をより広範な環境に対応した手法に変更
- 音声型テストの素材として収録した音声が利用可能
- スライドオーサリングの音声合成に言語と話者の選択肢が追加(オプション)
- 多言語オプション(基本)を更新(オプション)
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