GRASグループは、同社の運営する教育メディア「おうち部」において、「教育における子どもの生成AI利用に関する意識調査」の結果を2月18日に発表した。同調査は、小中高生の保護者を含む一般男女を対象に2月14日〜17日の期間に行われ、300名(うち現役保護者112名)から回答を得ている。
調査対象者に、仕事や日常の文章作成においてAIを利用し効率化(手間の削減)したことがあるかを尋ねたところ、「ある」という回答が63.4%を占めた。
一方、AIの活用経験がある保護者に対して、自身の中学生の子どもが宿題をAIに任せようとした場合、それを許容するかを尋ねると、「ズルは許さない」という回答が33.8%に達している。

自身の子どもの宿題でのAI利用について、「ズルは許さない」と答えた人にその理由を尋ねたところ、「倫理観(ズルは不正だから)」と「若い時の苦労は買ってでもすべき」という2つの価値観に大きく分かれた。
「倫理観(ズルは不正だから)」を挙げた保護者は自身のAI利用率も比較的低く、行動と価値観が一致している。しかし、「若い時の苦労は買ってでもすべき」を挙げた保護者の68.8%は、自身ではAIを使って仕事や作業を効率化していた。

続いて、もし子どもがこっそりAIを使って書いた作文が、コンクールで金賞(内申点プラス)を取ってしまったら、親としてどうするかを質問した。その回答結果を保護者のAIスキル別でみると、AIをほとんど使わない初級・未経験の保護者では「正直に申告する」という回答が多くを占めている。一方、中級・上級のAI利用者では「黙っておく」「実力として評価する」が大きく増加している。

この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア
