コードタクトは、同社が提供する授業支援クラウド「スクールタクト」において、新機能の追加と一部仕様の変更を、2月28日に行った。また学級全体でキャンバスが共有できる新機能「黒板課題」を体験できるほか、授業づくりに役立つ新機能の活用方法を紹介するオンラインセミナーを、3月14日に開催する。参加費は無料。
今回追加された新機能は以下の通り。
1.黒板課題
教室に設置された1台の黒板を活用するイメージで、教員と授業に参加する児童生徒全員が「スクールタクト」上の1つのキャンバスを共有し、編集できる機能。
教員は事前にキャンバスを共有するグループの設定をする必要がないため、準備の負担軽減につながる。児童生徒は課題を開くだけですぐに書き込め、他者の考えもリアルタイムで知ることが可能なため、大人数での協働的な学びを進められる。同機能は、以下のようなシーンで使える。
また、黒板課題を使用する際、教員のみがキャンバスを編集できるように設定することが可能。一斉型で知識のインプットを行いたいシーンなどでも、児童生徒は「スクールタクト」上で教員の書き込みが見えるため、黒板が見えにくい児童生徒や遠隔地にいる児童生徒たちが取り残されることなく授業を進められる。
2.課題・ルーブリック・ファイル・リンクの予約配布機能
教員が「スクールタクト」上に準備した課題やルーブリック、ファイル、リンクについて事前に日時を設定し、自動で配布できる機能。「朝ノート」や「一日の振り返り」など繰り返し行う活動でも、課題の配り忘れ防止に役立つ。
3.キャンバスの編集ログを確認する機能
教員がキャンバスの編集を行った人の名前とその日時を一覧で把握できる機能。
なお同社は、「黒板課題」機能を体験できるほか、授業づくりに役立つ新機能の活用方法を紹介するオンラインセミナー「【新機能紹介&体験セミナー】黒板課題を体験しませんか?」を開催する。開催日時は3月14日の16時~16時45分で、Zoomを使用して行われる。参加費は無料。参加対象は小学校・中学校・高等学校・中高一貫校の教員、都道府県・市区町村教育委員会担当者。参加には事前の申し込みが必要となる。
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