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ニュース

多摩美術大学が大学院課程「統合デザイン専攻」を設置、研究・実践・批評を統合した次世代のデザイン人材を育成

 多摩美術大学は、2026年4月より、上野毛キャンパスに新たな大学院課程として「統合デザイン専攻(School of Integrated Design、以下SID)」を設置することを6月30日に発表した。同専攻は、世界規模の環境問題や急速な情報技術の進歩など、人類がこれまで対峙したことのない複雑な時代において、デザインの力で社会を豊かに美しく変革し、次世代の可能性を拓くような高度なデザイン人材を育成することを目的としている。

 SIDでは、既存のデザイン専門分野のカテゴリー化にとどまらず、社会において「秩序ある全体性」を志向し、人間においては知性と創造性、身体と精神、感性と理性の統合を目指す。次の3つの要素を有機的に結びつけた統合的なアプローチを特徴としている。

研究

 研究はSIDにおけるデザイン教育の核であり、独自の研究テーマを深く掘り下げ、感覚や表現の力を論理的・体系的に研き究める力を育成する。理論に偏らない新しく美しい表現方法の探求とともに、学生は自ら課題を発見し、答えのない問題に対して取り組んでいくための思考の力、構想する力、具体化する力を獲得する。

実践

 「X STUDIO(クロススタジオ)」は、SIDにおける実践教育の中核拠点で、企業や行政機関、地域社会との連携を通じて、先進的なデザインプロジェクトを推進する。学生は専門領域を超えた実践的・学際的なアプローチを学び、デザインの具体化と社会への実装プロセスを実践的に経験することで、新しい価値を社会に提案していく能力を修得できる。X STUDIOでは、デザインの力で新たな価値を創造する意欲ある企業・団体からの協働提案を積極的に歓迎する。

批評

 多角的・多層的な批評力を育成する。生活を取り巻く全ての事象(制度、社会システム、環境など)を統合デザインの対象と捉え、対話型実習やケーススタディを通じて、対象の本質を的確に把握し、デザインにつなげる力、創造性の開拓、思考技術の獲得を目指す。

 入学定員は8名(収容定員16名)で、所定の要件を満たして修了した学生には修士(芸術)の学位が授与される。Web出願登録および入学検定料の支払いは、12月1日13時から12月8日18時。出願書類の郵送は12月1日から12月8日消印有効(海外からの郵送の場合は同日必着)となる。入学金は20万円(同学出身者は入学金不要)、授業料・施設費などそのほか155万9000円/年が必要。

 選考方法は、書類選考(ポートフォリオ、研究計画書など)、事前課題、小論文による1次選抜を行い、その後、1次選抜合格者に対して面接試験による2次選抜を実施する。学歴や専門分野を問わず、独自の視点や構想力に加えて、社会や時代に対する洞察力と課題意識を重視した選抜を行う。開設場所は、多摩美術大学上野毛キャンパス(東京都世田谷区)となる。

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https://edtechzine.jp/article/detail/12731 2025/07/08 15:20

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