マージナルは、同社の提供するWeb面接システム「BioGraph(バイオグラフ)」が、京都大学経営管理大学院に導入されたことを、7月7日に発表した。

京都大学経営管理大学院の英語MBAプログラムは出願者の大半が海外からであり、入試選考では、英語力がひとつの重要な判断の要素になっている。同選考過程ではエッセイやTOEFLなどのスコア以外の英語力の判断要素として、実践的な会話能力の測定が課題となっていた。また、プログラムへの適性を測るにあたり、書類選考以外の要素も取り入れたいという要望があった。
会話能力を測るには面接が適しているが、海外との時差によるスケジュール調整の問題もあり、リアルタイムでのインタビュー実施も難しいことから録画選考の導入を検討することとなった。一方で、ビデオ提出方式の場合、応募者が任意のタイミングで実施できるため、回答を事前に準備することができるなど公平性を担保できないという問題がある。これらの不正を防止し、出願者の多様な英語力および適性を公平に評価することができる録画選考のシステムを検討した結果、BioGraphの録画選考システムが導入されることとなった。
今回の導入にあたっては、料金体系のフレキシブルさや画面設計のわかりやすさに加え、運用方法に合わせて柔軟に使える機能があることがポイントとなっており、汎用型のWeb面接システムでは難しかったカスタマイズの要望に応えることで、求められていた要件を満たすことができた。

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