みんがくは、文部科学省の2024年度「小・中・高等学校を通じた英語教育強化事業(AIの活用による英語教育強化事業)」において、鳥取県教育委員会が「AI英語モデル校事業」および「AI英語活用リーダー事業」に採択されたことを受け、同社の教育特化型生成AI「スクールAI」の導入が決定したことを8月20日に発表した。

文部科学省が推進する同事業は、「AIを活用した英語教育の実践・普及モデルの構築」を目的とし、教育現場における英語力向上と教員の指導力強化を図るもの。スクールAIは、英語学習において次の機能を提供し、効果的な個別最適化学習を支援する。
- 対話型英語トレーニング:AIとの自由英会話やスピーキング練習機能
- 英文添削・フィードバック:生徒のライティングに対する即時フィードバック
- 語彙・文法の定着支援:学習履歴に基づいたパーソナライズ学習
- 教師支援ツール:AIによる課題作成・添削補助・指導案の提案
今回の導入では、鳥取県教育委員会が指定する中学校において、英語の「話す」「書く」両技能に焦点を当てた実証授業および教員研修を実施する。実証の対象校は、智頭町立智頭中学校、米子市立尚徳中学校の2校。導入にあたって、みんがくが技術サポートから研修コンテンツの提供、運用支援までを一貫して担い、学校現場への円滑な定着を支援していく。
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