進学情報サイトの「コレカラ進路.JP」を運営するライフマップは、全国の高校生を対象に実施した「高校生の“自分らしさ”に関する意識調査」の結果を、2025年12月26日に発表した。同調査は、2025年12月1日〜19日の期間に行われ、146名から有効回答を得ている。
調査対象者に、日常の中で「自分らしくいられる」と感じることがどれくらいあるかを尋ねたところ、「とてもある」(32.9%)と「ややある」(56.2%)を合わせた割合が89.1%を占めた。
どんなときに「自分らしさ」を出せていると感じるかという質問(複数回答)では、「友だちといるとき」(79.5%)がもっとも多い。以下、「趣味を楽しんでいるとき」(65.1%)、「家族といるとき」(58.2%)、「1人でいるとき」(47.9%)、「部活に打ち込んでいるとき」(42.5%)が続いている。

「自分らしく」という言葉に、プレッシャーを感じることがあるかを尋ねたところ、「よくある」(12.3%)と「時々ある」(21.2%)を合わせた割合は33.5%となった。全体ではプレッシャーを感じていない層が多数を占めるが、約3人に1人が「自分らしく」という言葉に対して負担を感じていることが明らかになった。

「自分らしさ」よりも、「周囲に合わせる」ことを選ぶ方が多いかという質問では、「とてもそう思う」(30.1%)と「ややそう思う」(32.9%)を合わせた割合が63.0%に達している。

SNSや周囲の人を見て、「自分らしさ」がわからなくなることがあるかを尋ねたところ、「よくある」(11.6%)と「時々ある」(26.7%)を合わせた割合が38.3%を占めた。

これらの回答結果から、日常生活では自分らしくいられていると感じる一方で、周囲との関係や場面により、周囲に合わせる判断をしている状況がうかがえる。
続いて、進路を選ぶ際、「自分らしさ」よりも「安定や周りの期待」を優先してしまうことがあるかを尋ねたところ、「よくある」(18.5%)と「ややある」(31.5%)を合わせた割合が50.0%に達している。

「自分らしい進路」とはどのようなものだと思うかを自由に答えてもらったところ、「親や周りの意見に流されず、自分でやりたいことを選ぶ」「自分がいきたいと思った道に進むこと」「自分が決めたことなら全部自分らしいと思う」「他人の意見をそのまま鵜呑みにせず、自分の中で納得して決める」といった回答が寄せられた。
2025年、自分らしくできたと感じた出来事としては、「文化祭でダンスを踊ったとき、自分らしさを感じた」「部活の後輩に積極的に話しかけて仲よくなれた」「選択授業やオープンキャンパスの参加など、やりたいことを具体化して行動に移せた」などの声が寄せられた。
一方、自分らしくできなかったと感じた出来事としては、「クラスに馴染めず、自分の色が消えてしまった」「愛想笑いをして、猫をかぶっている」「人見知りで自分を出せず、部活やクラスで自分らしくいられなくなった」といった回答が寄せられている。
来年(2026年)は、どんな「自分らしさ」を大切にしたいかを自由に答えてもらったところ、「自分を無理に隠さない」「無理なく、自分らしさを出していきたい」「自分の長所や短所にしっかりと向き合いたい」「もっと積極的に自ら意見を出せるようになりたい」といった声が寄せられた。
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