中学生に関する記事とニュース
-
2017/11/16
イングランドにおけるコンピューティング必修化、その実情とは?
昨今2020年からのプログラミング教育必修化の話題が盛り上がっていますが、諸外国では以前からコンピュータサイエンス教育(CS教育)が注目され、プログラミングを含んだ授業が展開されています。本連載では、MicrosoftでCS教育に関連する製品開発を経験し、現在はロンドンでCS教育について研究している筆者が、イングランドを中心にグローバルなCS教育事情をひもとき、プログラミング教育の可能性を考察していきます。第1回となる本稿では、2014年から「コンピューティング」が必修化され、かなり高度な内容...
-
2017/11/14
どうしてプログラミング教育を小学校でやるの?――文科省の資料から読み解く実態
2020年から始まる「プログラミング教育」は、多くの保護者の不安要素になっているのではないでしょうか。ITにこれまで疎遠だった保護者の方々は、一体なんのために、何を教育しようと考えているのか不安でしょう。一方IT産業に関わっている保護者の方であれば、専門性のない教員に、まちがったことを教えてほしくないと不安に感じている方もいらっしゃるでしょう。この連載では、そもそも「プログラミング教育」はどのような背景から生まれ、何を目的としているのか、そして何を実施しようと考えているのか、まずこれらを理解し...
-
-
2017/10/19
ひとりの学びがみんなの学びになる! ICTを使った英作文の公開添削で、間違いを共有し学び合う英語授業【from Find!アクティブラーナー】
本稿はWebで他校の授業を研究できるサービス「Find!アクティブラーナー」の、プレミアムコンテンツの試し読みページです。今回は開星中学・高等学校で教鞭をとる、青木和伸先生にインタビューを実施。先生は中学1年生の英語において、ICTを活用した授業を展開されています。授業テーマは「自ら学びたくなる仕掛けづくり」。タブレット端末を利用した授業を行う上でのポイントや問題点、工夫している点などを伺いました。
-
2017/09/13
私立中学の英語授業にオンライン英会話を導入!――4技能型検定試験の採用が進む大学入試を見据えた、話す・聞く力を伸ばすための取り組みとは?
埼玉県さいたま市にある淑徳与野中学・高等学校は、中高一貫教育を行う私立の女子校だ。卒業生の90%以上が現役で四年制大学に合格する進学校として知られる同校では、2017年4月から新たな取り組みをスタートさせた。中学2年生の英語の授業へオンライン英会話を導入したのである。フィリピン人講師とマンツーマンで週1回行うオンライン英会話では、学校のカリキュラムに沿ったスピーキング用教材を使ってレッスンが進められる。導入に尽力し、オンライン英会話が実施される教室で監督も務めている同校の英語科教諭、池田佑介先...
-
2017/09/08
特別支援学校に通う子どもたち自身が「伝わる」ことを実感できる、デジタル作品づくりの魅力
特別支援学校では以前より、ICTの活用が積極的に進められている。しかしその反面、取り組み自体を知る機会は少ない。外部の者から見れば、特別支援が必要な子どもたちもICTを使うことで「できることが増えるだろう」と予測できるが、それらは、あくまでも「できないことをサポートする手段」として見ている向きもある。それにとどまることなく、創造性やアイデア、表現など、子どもの内面をさらに引き出す多くの取り組みを実践しているのが東京都立石神井特別支援学校だ。その実践内容や効果について、同校の海老沢穣教諭に話を聞...
-
2017/08/31
英国で話題のmicro:bit、Maker Faire Tokyoで日本ローンチ
8月5日、6日の2日間東京ビッグサイトで開催された「Maker Faire Tokyo 2017」。2020年のプログラミング教育導入を見据え、各ブースで電子教材の出展が多く賑わっていたが、基調講演で取り上げられたのは、イギリスで100万人の児童に無償で配布された教育用マイコンボード「BBC micro:bit」だ。8月からの日本展開開始にあたり、マイクロビット財団 CEOのZach Shelby氏が登壇し、micro:bitの展望や、目指しているコンピュータサイエンス教育のあり方について語っ...
-
2017/07/24
平均以下から地域最高の学校の一つに育てあげたオーストラリアの敏腕校長が重視したもの
「未来の教育を考える」をスローガンに数多くの教育関係者などを集めて実施された「New Education Expo 2017」。東京会場で3日間にわたって開催された同イベントの2日目(6月2日)、東京ファッションタウン(TFT)で行われた「国際セッションII 豪州に学ぶ、資質・能力の育成 ~21世紀型スキル育成、プログラミング教育とは~」をレポートする。
-
2017/07/20
日本より先駆的な取り組みを続ける、韓国の「教育の情報化」
教育関係者向けのセミナー&展示会イベント「New Education Expo 2017」が東京ファッションタウンビル(TFT)で6月1日から3日にかけて開催された。同イベントは22回目を迎え、「未来の教育を考える。」をスローガンに、教育業界における最新のトレンドと教育現場の活用事例を中心に、幅広いテーマのセミナーを企画。同時に、国内外の最新技術を利用した教育向けシステムや教材・教具、デジタル教科書など、最新の商品が体感できる展示会も実施され、数多くの教育関係者を集めた。ここでは、2日目に行わ...
-
2017/07/18
プログラミング教育なんてやっている場合ではない――高校までに必要な本当の学力
6月1日、New Education Expo 2017において、国立情報学研究所社会共有知センター長 新井紀子氏によるセミナーが行われた。新井氏は「東ロボくん」のプロジェクトでAIを東大に合格させる研究のプロジェクトリーダーを務めていた。その研究結果から、AIとの共存が避けられない時代に本当に必要な能力はなんなのか、特に中高生など若い世代に足らないのはどんなスキルなのかを語ってくれた。
-
2017/07/03
総務省が実施する「若年層に対するプログラミング教育の普及推進事業」新規プロジェクトに参画する19団体の取り組み
2020年、「教育の情報化」を100%実現することを目標に、総務省では平成26年度より「先導的教育システム実証事業」および「若年層に対するプログラミング教育の普及推進事業」を実施・展開してきた。その平成28年度事業の成果発表・情報共有が、5月16日の「教育の情報化」フォーラムにて行われた。本記事では「若年層に対するプログラミング教育の普及推進事業」について、平成29年度の新規プロジェクトとして決定した19の団体の事業概要および意気込みを紹介する。
-
2017/06/26
さまざまな視点から語られた、プログラミング教育における「教材開発」と「メンター育成」のポイント――総務省「教育の情報化」フォーラムで行われたパネルディスカッションより
2020年、「教育の情報化」を100%実現することを目標に、総務省では平成26年度より「先導的教育システム実証事業」および「若年層に対するプログラミング教育の普及推進事業」を実施・展開してきた。その平成28年度事業の成果発表・情報共有が、5月16日の「教育の情報化」フォーラムにて行われた。本記事では「若年層に対するプログラミング教育の普及推進事業」について実施した11の団体の総括、成果発表、およびパネルディスカッションの模様を紹介する。
-
2017/06/15
電子黒板になるPC?――カメラ、3Dスキャナ内蔵のHP Sprout Pro
12日、HPは、カメラ、3Dスキャナ、スタイラス、小型プロジェクターなどを内蔵した次世代PC「Sprout Pro by HP G2」を発表した。
-
2017/06/13
総務省が実施する「先導的教育システム実証事業」について、フルクラウドモデル校とドリームスクール実践モデル校の担当者が成果を発表
2020年、「教育の情報化」を100%実現することを目標に、総務省では平成26年度より「先導的教育システム実証事業」および「若年層に対するプログラミング教育の普及推進事業」を実施・展開してきた。その平成28年度事業の成果発表・情報共有が、5月16日の「教育の情報化」フォーラムにて行われた。本記事ではフルクラウドモデル校、ドリームスクール実践モデル校での「先導的教育システムの実証事業」における成果発表についてレポートする。
-
2017/06/07
子どもたちにプログラミングを楽しんでもらうには、まず自分自身が楽しんでいる姿を見せること――「KidsVenture」講師陣へのインタビューと教室のレポート
昨今、子どもに習わせたい習い事ランキングの上位にプログラミングがランクインするようになった。しかし、デバイスやキットには高価なものも多く、全ての子どもたちがプログラミングに触れることは難しいのが現状だ。しかし、プログラミング教室「KidsVenture」では安価な子ども向けパソコン「IchigoJam」を活用。多くの子どもたちがプログラミングの楽しさを体験している。前回は運営委員会の方々にインタビューを実施したが、今回は講師の方々にお話を伺った。子どもたちに「プログラミングは楽しい!」と思って...
-
2017/06/02
総務省が標準仕様を策定する「教育クラウドプラットフォーム」を有効活用する手法とは? 先導的教育システム実証事業の総括および3地域での取り組みを紹介
2020年、「教育の情報化」を100%実現することを目標に、総務省では平成26年度より「先導的教育システム実証事業」および「若年層に対するプログラミング教育の普及推進事業」を実施・展開してきた。その平成28年度事業の成果発表・情報共有が、5月16日の「教育の情報化」フォーラムにて行われた。本記事では「先導的教育システムの実証事業」における総括と今後の展望、そして三つの地域での実証結果について紹介する。
-
2017/05/10
パソコン利用は子どもの学力向上につながるのか ~子どもの能力を最大限に引き出すデジタル時代の学び方を考える
2017年3月13日、WDLC(ウィンドウズ デジタルライフスタイル コンソーシアム)は「My First PC 学びとITを考えるシンポジウム」を開催した。会場には子どものパソコン利用に関心を持った母親が集まり、「パソコンの利用はどのように子どもの可能性を引き出すか」というテーマで語られた講演内容に聞き入っていた。本記事ではその模様をレポートする。
-
2017/05/08
CDアルバム1枚分の価格の子ども向けパソコン「IchigoJam」とプログラミング教室「KidsVenture」で、たくさんの子どもたちにプログラミングの楽しさを伝えたい
昨今、子どもに習わせたい習い事ランキングの上位にプログラミングがランクインするようになった。しかし、デバイスやキットには高価なものも多く、全ての子どもたちがプログラミングに触れることは難しいのが現状だ。ところが、全国各地で開催されているプログラミング教室「KidsVenture」では、キットの価格のみで自分のパソコンを作り、プログラミングを学ぶことが可能だ。非営利で運営されているこの教室には、あの「さくらインターネット」も携わっている。インターネットサービス事業者が非営利でプログラミング教育に...
-
2017/04/10
地域格差是正、メンター育成、教育の情報化への各地の取り組み――総務省が成果発表(2)
総務省は平成28年度 『教育の情報化』関連事業の中で行われた実証実験の成果発表を行った。全国11ブロックで行われた実証のうち東海ブロックから沖縄ブロックまで6ブロックについて概要をまとめた。
-