Yuinchu(ユインチュ)は、小中学生向けの新たなコミュニケーション教育としてプロのクリエイターが講師となり、映像制作を通してコミュニケーション能力や伝える力を育むことを目的とした、教育プログラム「Movie Communication Program(MCP) by SHOOTEST」を、2月6日にリリースした。
同プログラムは、レンタル撮影スタジオのポータルサイトを運営する同社のブランド「SHOOTEST」が、プロのクリエイターと連携して提供する。プロから撮影や編集の技術を学べるだけでなく、動画制作から「自分の伝えたいことを想像する力」と具現化するためのスキルを養い、コミュニケーション能力を育むことを目的としている。
動画制作の重要なプロセスに沿って必要なコミュニケーションを図りつつ、伝えたいことを伝えるために必要な考え方、言語力、表現力、アウトプット、動画の仕組みなどを学べる場を創出する。
講師には、カメラマンやコピーライターといったプロのクリエイターを起用。クリエイターとともに児童生徒が「動画をつくる」という体験を通じて、児童生徒は「自分自身を表現することの重要性」や「そのためのスキル・考え方」を学べる。一方、クリエイターも「自身のスキルを社会貢献として活かす」ことや「商業制作以外の喜び」を得られる。
同プログラムにおけるプロセスは以下の通り。
- ワークショップ形式を通して、伝えたい情報を仲間と一緒に考える
- インタビューを行うなど、フィールドワークの中から感じるままに情報を集める
- 集めた情報から、何を伝えたいのか、何を求められているのかを考え、イメージを膨らませる
- 仲間との議論や自問自答を繰り返す中から、伝えたいイメージを言語や絵コンテに落とし込み、イメージを具体化していく
- 絵コンテを元に、目の前に広がる世界から自分が必要な素材を撮影する
- 撮影した情報を編集、映像として具現化する
同プログラムを通じて得られるものは以下の通り。
- 自分が伝えたいことを想像する力
- 相手に何を求められているか想像する力
- 全体プロセスを俯瞰して見通す力
- 著作権、肖像権、個人情報などのデジタルリテラシー
- 動画制作スキル
導入にあたっては、無料相談でのヒアリング内容を踏まえて、教育現場や各コミュニティの課題・要望に応じたプログラムを提案する。
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