ディー・ディー・エス(DDS)は、ID管理とクラウドサービス利用時の認証強化、およびシングルサインオンによる利便性を実現したクラウド認証サービス「EVECLOUD(イヴクラウド)」において、教育機関を対象とした「EVECLOUD GIGAスクールパック」および「EVECLOUD アカデミックパック」を商品化し、2月15日に提供を開始した。
「EVECLOUD」は、ID管理とクラウドサービス利用時の認証強化、およびシングルサインオンによる利便性を実現するクラウド認証サービス。今回、同社は教育現場でニーズの高い機能をまとめたうえで、導入しやすい価格設定にした「EVECLOUD GIGAスクールパック」と「EVECLOUD アカデミックパック」の提供を開始している。
「EVECLOUD GIGAスクールパック」「EVECLOUD アカデミックパック」ともに、シングルサインオン(SSO)ではフェデレーション方式(SAML 2.0)とIDマネージャーによる代行入力方式(SAML非対応アプリケーション)に対応。OSログインでは、Windows OS ログオン認証とChrome OSへのログイン認証に対応する。さらに、多要素認証としては顔認証(サーバ認証)、FIDO認証(WebAuthn)、ワンタイムパスワード認証、PIN認証、パスワード認証、QRコード認証、クライアント証明書認証に対応するほか、ID管理(ユーザーメンテナンス)としてActive Directory連携、Microsoft Entra ID連携(旧・Azure AD)、CSVを利用できる。
「EVECLOUD GIGAスクールパック」は、文部科学省認可の小学校・中学校・高等学校・高等専門学校・特別支援学校・養護学校・盲学校・聾学校が対象で、契約期間は5年間。
「EVECLOUD アカデミックパック」は、文部科学大臣認可の私立大学および私立高等専門学校を設置する学校法人、都道府県知事認可の専門学校、文部科学省認可の国立および公立の大学法人が対象で、教育課程に応じた契約年数を選べる。
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