コドモンは、大阪府の大阪狭山市において、公立幼稚園・認定こども園・放課後児童会(学童保育)・小中学校計21施設に、同社が展開する保育・教育施設向けICTサービス「CoDMON」が、4月1日から導入されることを発表した。幼稚園・認定こども園・学童保育・小中学校とすべての種別を同時契約で導入するのは全国で初めてとなる。
同市では、ICTを導入しデジタル化することで子どもの安全管理や保護者・職員の負担軽減および保育の質の向上を図り、より良質な保育サービスの実現を目指す。
大阪狭山市における「CoDMON」導入機能(予定)は以下の通り。
お知らせ一斉配信
保護者への連絡は、クラスや園児を指定しあらかじめ登録しておいたテンプレートから選んで連絡事項を記載するだけで情報配信を行える。メール配信のほかに、スマホの通知機能やアプリ内で配信などあらゆる方法で情報を届けることが可能。
遅刻・欠席・お迎え・延長の連絡
登降園(登下校)時間帯の遅刻・欠席・お迎えなどに伴う連絡を、保護者アプリから申請できる。保護者は時間を気にせず瞬時に園や学校に報告でき、園や学校はタブレットなどで確認できる。
登降園管理、出退勤管理
園児(児童)の登降園(登下校)や職員の出退勤は、QRコードをかざして打刻することで自動管理。出席簿などの作成や延長保育料計算の業務の自動化につなげられる。保護者はスマホアプリを使用して、登降園(登下校)の状況を家族と共有することが可能(登降園(登下校)管理は小学生まで、出退勤管理は幼稚園、こども園、放課後児童会施設(学童保育)のみの機能)。
園児台帳
園児(児童)の名前・クラス・生年月日・健康情報(かかりつけ医師、アレルギー)・健診履歴・保育料設定および家族情報(緊急連絡先、メールアドレス)など、園児(児童)ごとにあらゆる情報を一元管理することが可能、
アンケート
保護者アプリ宛てに、出欠確認などに関する事前ヒアリングなどのアンケートを配信できる。クラスや年次ごとに配信先を設定できるほか、配信日時も自由に予約できる。
資料室
施設の資料(クラスだよりや各申請書など)を保護者アプリ上で、カテゴリー設定やクラスを指定して公開できる。保護者はアプリ上でキーワード検索から必要な資料を絞り込むことが可能。
キャッシュレス決済
諸経費や延長利用料金など、システムを通じて毎月保護者へ請求できる。保護者はスマホ操作のみで支払いが可能(幼稚園、こども園、放課後児童会(学童保育)のみの機能)。
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