マイクロソフトは、2月6日(現地時間)に開催されたインターネット使用の安全に関する国際的なキャンペーン「セーファーインターネットデー」に合わせて、ゲーム「マインクラフト」の教育版である「Minecraft Education」において、インターネットを安全に使う方法を学べる新たな体験型ワールド「CyberSafe: Good Game(サイバーセーフ: グッドゲーム)」を配信している。
「CyberSafe: Good Game」は、「CyberSafe」シリーズ3作目となる。ストーリー仕立てのアドベンチャーを通じて、マルチプレイヤーゲームをはじめとしたさまざまなオンライン活動における、健全なオンライン交流、コラボレーション、実りあるデジタル体験を可能にする責任、ツール、対応、戦略といった、オンライン上でのさまざまな交流について理解できる。
プレイヤーは、「CyberSafe: Good Game」のストーリーを通じて、ゲームを楽しみつつオンラインで起こりがちな状況や感情のコントロールについて学べる。具体的なシナリオとしては、オンライン上でのいじめに遭遇してコントローラーを壊してしまい、ゲームで遊べなくなった友人を助けるため、「Good Game Guide」を作成してさまざまな問題を解決していく。冒険の終わりには、「Good Game Guide」を今後のオンラインゲーム体験における行動規範として使用できるようになる。
「Minecraft Education」のユーザーなら、ゲーム内のレッスンライブラリから「CyberSafe: Good Game」を利用することが可能となっている。また、ベッドロック版「Minecraft」の場合はMinecraft Marketplaceから、「CyberSafe: Good Game」を無料で入手できる。
なお、マイクロソフトが「セーファーインターネットデー」に合わせて毎年実施している「グローバル オンラインの安全性アンケートの結果」では、対象の子どもの87%が、オンライン上のリスクについて親に相談したと回答している。生成AI技術の利用増加によって、子どもと保護者等がオンライン上のリスクについて話す機会がもたらされており、その中で安全機能やツールへの意識を高めることが必要とされている。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア