「教育現場でのICT活用事例紹介(中学校・高等学校)」連載一覧
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2020/06/17
公立高校でゼロからICT教育を実践した先生が解説! プロジェクターを活用した授業の可能性
全国の休校にともなうオンライン化とGIGAスクール構想により、学校のICT化が急ピッチで進んでいる。1人1台のコンピューターだけでなく、学校の各教室に大型スクリーンやプロジェクター、電子黒板などの導入も進む。その中でも「現場の先生から『プロジェクターをさらに活用したい』などの問い合わせが多い」と話すのは、EdTechZineの人気連載「ゼロから始めてここまでできる! 公立高校でのICT教育実践」を執筆する浅見和寿さんだ。浅見さんは、これまで公立高校においてICT機器を取り入れた授業を実践し、担...
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2020/03/11
オンライン授業を実現するポイントとは? N中等部の「Zoom」を使った事例を紹介!
「N中等部」は、学校法人角川ドワンゴ学園が運営するプログレッシブスクールです。社会で求められる創造力を身につけるための実践型授業が特徴で、2019年4月に通学コースを開講しました。2020年度4月からはネットコースの開講を控えています。そんな中、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、オンライン授業の提供を2月25日から急遽実施し始めました。先生も生徒たちも「自宅でのオンライン学習」には全く馴染みのない中で、どうやって実現したのか、そのプロセスを紹介します。
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2019/12/13
「アクティブ・ラーニング」は学年・地域の垣根を越えられるのか? ICTの活用で広がる可能性
現在、多くの学校が、主体的な学習方法である「アクティブ・ラーニング」を授業や課外活動になんらかの形で取り入れ、積極的に実践している。その一方で、主体的・対話的で深い学びを目指しつつも、「同じ地域に暮らす同い年の児童・生徒が、いつも接している先生と向き合う」という制約もある。そのため、日々のアクティブ・ラーニングが「多様な価値観に触れながら、自身の考えを深める機会になっているのか?」と考える先生方も多いのではないだろうか。しかしICTの活用によって、学年・地域の垣根を飛び越えて学び合うこともでき...
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2019/10/23
学校で導入する端末は、何を選べばいいのか? 4種類を導入した先生が徹底比較
筆者は東京都内の私立中高一貫校で教員として勤務しています。勤務校にはさまざまなコースが設定されており、それぞれのコースや入学段階での最適な端末を選択してきました。その結果、現在では他に類を見ないほどの複数の端末を扱う学校になりました。本記事では、生徒1人1台の端末として、4種類(iPad、Chromebook、MacBook、Surface Go)を導入した際の所感をお伝えします。
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2019/09/06
生徒が主役の授業に! iPadや英語学習アプリを活用する宝仙学園中学校
今や教育現場にICTは欠かせないものとなっており、iPadなどのタブレット端末も普及しつつある。東京都中野区にある宝仙学園中学校では、昨年から生徒1人に1台のiPadを導入し、多くの授業で活用している。その推進役の1人が、同校 総務部長 英語科主任の對馬洋介先生だ。先生の英語の授業ではiPadと共に、リクルートマーケティングパートナーズが提供するオンラインの英語学習サービス「スタディサプリENGLISH」をツールのひとつとして活用、生徒が自主的に勉強するような授業を組み立てている。どのような授...
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2019/03/08
ICTの積極的な活用で、新しい授業のあり方を切りひらく――秋田南高校の取り組み
秋田県立秋田南高等学校は、「郷土や国家を支える高い志と国際的な視野を備えたグローバルリーダーの育成」を基本理念に掲げる、県内屈指の公立進学校だ。2017年度からは、全学年で学習支援プラットフォーム「Classi(クラッシー)」を導入し、学びの振り返りや、コミュニケーションの活性化、先生の業務効率化などの成果を着実に上げている、今後、さらにICTを活用した効果的な学びを実現するため、公開授業のタイミングに合わせ、試験的にアクティブ・ラーニングツール「ClassiNOTE」とタブレット(ソフトバン...
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2019/02/15
埼玉県が目指す「主体的・対話的で深い学び」とは? 協調学習でのICT活用が進む、川越南高校公開授業レポート
公立高校のICT環境整備には、ネットワークの確保や機器の購入などのハードルが立ちはだかり、長い時間がかかっている。そんな中、埼玉県の教育委員会ではいくつかのプロジェクトを進めてきた。平成30年度に開始した「次期学習指導要領に対応したICT環境整備事業」によって、タブレット、プロジェクターを、一部の検証校に先んじて導入した。本レポートでは、その指定校である川越南高校で1月17日に行われた公開授業の様子をお伝えする。
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2018/12/14
反転授業の実践において課題となる「予習」の実現と、ICT導入の成否を分ける2つの視点
2020年度からスタートする「大学入学共通テスト」における「思考力・判断力・表現力」を問う問題の導入、また総合型選抜や学校推薦型選抜のプロセス評価における学力重視の傾向など、求められる人材の変化に伴い、高校生の学びも大きく変わっていく。そのような中、学びの活動を記録するeポートフォリオをはじめ、学校におけるさまざまなシーンでICTの活用が広がりつつある。最新のICTツールを取り入れながら学校改革を進める東京立正中学校・高等学校で11月5日に「ICTを活用した学校改革実践セミナー&事業視察」が行...
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2018/08/27
プログラミングスキル判定サービス「TOPSIC」を通じてアルゴリズムを学ぶ~立教池袋中学校・高等学校 数理研究部の挑戦
プログラミングにおいて重要になってくるのが問題解決の手順となるアルゴリズムだ。それでは、アルゴリズムを考える能力はどのようにして身につければよいのだろうか。その一つの方法として、立教池袋中学校・高等学校では、同校の数理研究部において、プログラミングスキル判定サービス「TOPSIC(トップシック)」の利用を今年の4月から開始した。