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チエル、「Chromebook 活用パック」を教育DXロードマップの改定に合わせ9月以降順次バージョンアップ

 チエルは、Chromebookの運用管理、協働学習、安全な活用、学習指導を支援する「Chromebook 活用パック」の各ソリューションを、9月以降順次バージョンアップしていくことを8月5日に発表した。

 「誰もが、いつでも、どこからでも、誰とでも、自分らしく学べる社会」を目指した「教育DXロードマップ」が、6月13日に改定された。この改定を受けて同社では、学校現場や教育委員会における教育関係者・学習者の「教育DX」への取り組みを支援すべく、より一層のサービス開発に努めていくこととした。今回のバージョンアップでは、教育現場におけるICT環境の整備、教員の働き方改革、児童生徒の個別最適な学びや多様性への対応力の向上をより一層支援することを目的としている。また、学校に蓄積されている日々の学習記録などのデータについても、本人の意思に基づき、プライバシー保護に十分配慮したうえで、転校や進学など組織を超えた場面でも安心・安全に活用できる仕組みづくりを進めていく。

 ツール別のバージョンアップ概要は次のとおり。

「InterCLASS Filtering Service」

 Chromebookを家庭学習や校外学習で活用する際に、インターネット上の有害サイトを高精度でブロックし、安全な学習環境を提供するフィルタリングサービス。今回のバージョンアップでは、教員の働き方改革や児童生徒の個別最適な学び、多様性への対応、ICTの利活用促進を目的として、フィルタリングログの有効活用を支援する機能を強化した。また、都道府県単位での同一ドメイン環境にも対応できるよう、さらなる改善を行っている。

 新たに、教員や生徒にラベルをひも付けて管理できる機能が追加された。ラベルを設定することで、該当生徒の端末利用状況を絞り込んでダッシュボード上で確認でき、利用時間帯や曜日の傾向などを把握することが可能になる。ラベルはグループ単位でも設定できるため、「理系クラス」といったカテゴリー別の管理や表示にも活用できる。

 さらに、端末利用に関しては、従来の時間帯別ルールに加え、累積利用時間による使用制限の設定が可能となった。加えて、例外URLの設定では「完全一致」での指定ができるようになり、学習者がどこで学習していても、より計画的かつ安全に端末を利用できる環境を実現する。

「InterCLASS Console Support」

 Google管理コンソールの機能と連携・拡張することで、学校におけるユーザーやグループの一括管理や、Google Classroomのクラス設定などの作業を簡単に行えるようにするソリューション。今回のバージョンアップでは、同社製品との連携強化に加え、都道府県単位での同一ドメイン環境にも対応できるよう改善を行った。また、

 Google Workspaceの動的グループで利用できる「役職」や「組織」などの標準属性もメンテナンス可能となり、アカウントの年次処理がよりスムーズに行えるようになる。

 加えて、InterCLASS Filtering Serviceと、「教員/学習者」「学年」「クラス」「入学年度」といった情報の連携が可能となる。これにより、フィルタリングのダッシュボードを学年やクラス単位でより細かく分析できる。なお、「学年」「クラス」などに対応したダッシュボードは12月にリリース予定。

「InterCLASS Advance」「InterCLASS Advance Light」

 Google Workspace for Educationを活用したクラウドベースの協働学習支援ツール。学習者の画面のモニタリング、教員の手元にある教材の配布、学習者のアイデアをクラス全体で共有するなど、Google Classroomを活用したアクティブな授業を支援する。

 今回のバージョンアップでは、管理・運用面の機能強化を行った。具体的には、プッシュ通知の導入により通信負荷が軽減され、授業への参加がよりスムーズになった。クラス開始後に特定の学習者がオフラインで参加できていない場合でも、授業開始を再通知できるようになる。

 また、「座席レイアウト」機能では、座席表をワンクリックでシャッフルできるようになった。さらに、画面に表示される学習者の名前を任意の名称に変更できるようになり、個別対応やプライバシー保護の観点から、より柔軟な運用ができる。

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https://edtechzine.jp/article/detail/12867 2025/08/07 16:30

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