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執筆記事
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2020/10/28
アマゾンが学生向けに無償提供する環境を利用して、クラウドの世界を楽しんで学べるロボコンが日本で初開催
9月15日に「AWS Robot Delivery Challenge」という高校生以上の学生を対象とした自律走行のロボットコンテスト(ロボコン)が開催された。AWS(Amazon Web Services)の名が示すとおり主催はアマゾン ウェブ サービス ジャパン。AWS Robot Delivery Challengeは、日本発の取り組みで今回が最初の開催となる。どんなイベントなのかを取材すると、ロボットプログラミングだけでなく、クラウドでのソフトウェア開発やクラウドサービス活用スキル、シ...
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2020/01/08
「教えない指導」の時代…クリエイティブスキル学習に効果的な、動画+人的アダプティブラーニングとは?
デジタルハリウッド大学院が毎年開催する「近未来教育フォーラム」では、デジタルコンテンツ界隈の識者やビジネスリーダーの話に加え、同校が実践するさまざまな教育スキーム、カリキュラムの発表が行われる。デジタルハリウッドで動画教材の開発に長年携わり、同校の非常勤講師も務める石川大樹氏が、今期研究を進めている新しいアダプティブラーニングの取り組みについて発表を行った。この研究は、「動画を活用するeラーニングやAIなど、技術を駆使するアダプティブラーニングは、実はデジタルスキルの習得に難しい面がある。それ...
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2019/11/25
micro:bit、MESH、アーテックロボ…STEAM教育ツール、適材適所でどう使う?【Maker Faire Tokyo 2019】
Make Faire Tokyo 2019、会場内の特設ステージ「Make:Classroom」において、現役小学校教諭や教材開発企業の担当者による特別セッション「STEAM教育ツール、どう選ぶ? どう使う?」が開催された。2020年から、小学校の一般教科でプログラミング教育を採り入れた授業が展開される。理科、算数、図工の授業にタブレットやロボット教材を採り入れる動きが活発化しているが、やはり現場の混乱を不安がる声も聞かれる。そんな声に応えるため、STEAM教育に利用されているツールの実践者や...
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2019/08/09
急成長もそろばん塾より小さいプログラミング教育市場――その現状と課題、将来性
プログラミング教育に関するポータルサイト「コエテコ」を運営するGMOメディアは、船井総研と共同で「2019年子ども向けプログラミング教育市場トピックレポート」(トピックレポート)を4月に発表した。コエテコのアンケート調査をベースに、注目されるプログラミング塾やスクールの現状分析と求められる戦略について、興味深い分析、提案が並ぶものだ。このトピックレポートの内容について、業界向けのセミナーが6月に開催された。その内容をまとめたい。
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2019/08/02
プログラミング教育のギャップを埋めるプロジェクト型の民間スクール――デジタルネイティブ世代に期待すること
現在、プログラミング教育市場は、小学校向けの取り組みから中高生・大学・社会人向けの取り組みに広がっている。この新しい層を対象に「VANTAN TECHFORD ACADEMY」が2020年4月に開校されると言う。開校を前に記念セミナーが先日に開催された。業界著名人によるパネルディスカッションと、プロジェクト学習型の模擬授業を体験するワークショップで構成された、その内容をレポートする。
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2019/03/15
社会人からの需要も高まるプログラミング学習――業界の背景事情と、スクールの3つのトレンド
2月某日、社会人プログラミング学習の動向と、プログラミングスクールの模擬授業を体験できるセミナーが開催された。主催は、自身でも「TechAcademy(テックアカデミー)」という社会人向けスクールを運営するキラメックス。セミナーの内容をもとに、業界の背景事情、プログラミングスクールの動向について整理したい。
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2019/01/31
ブロックチェーン、学習経済、受験が必要なくなる?…EdTechは教育をどう変えるのか【近未来教育フォーラム】
デジタルハリウッド大学で開催された「近未来教育フォーラム2018 The ART into Future」。デジタルコミュニケーション時代に対応した実践的な教育研究の戦略、挑戦、手法について議論するこのフォーラムで、同大学教授の佐藤昌宏氏が、あらためて「EdTechとは何か?」「EdTechが教育をどう変えるのか?」について語った。