ニフティは、同社の運営する子ども向けサイト「ニフティキッズ」において、小中学生を中心とした子どもたちを対象に実施した、「ネッ友」に関するアンケート調査の結果を11月27日に発表した。同調査は、9月23日〜10月27日の期間に行われ、1664件の有効回答を得ている。
調査対象者に、今ネッ友はいるかを尋ねたところ、小学生・中学生ともに「いる」という回答が7割超を占めた。

ネッ友が「いる」と答えた人に、ネッ友にはどんな年齢の人が多いかを尋ねたところ、「年上の人が多い」がもっとも多く、「同い年の人が多い」がそれに続いている。

ネッ友について「年上の人が多い」と答えた人に、どのくらい年上なのかを尋ねたところ、「1〜3歳年上」が6割超で最多となった。さらに、「7歳以上年上」のネッ友がいる人も一定数みられる。

ネッ友がいる人に、はじめてネッ友ができた時期を尋ねたところ、「小学校5年生」がもっとも多い。以下、「小学校4年生」「小学校6年生」が続いている。

同じく、ネッ友がいる人に、ネッ友に自分の情報を教えたことがあるかを尋ねたところ、小学生・中学生ともに「教えたことがある」という回答が大多数を占めた。とりわけ、中学生では87.5%に達している。

ネッ友に自分の情報を教えたことがある人に対する、どんな情報を教えたかという質問(複数回答)では、「性別」「年齢」「誕生日」という項目が上位を占めた。また、割合はそれほど高くないものの「住んでいる地域」「下の名前」といった回答もみられ、「その他」には「趣味や推し」「部活動」などが含まれている。

ネッ友がいる人に対し、実際にネッ友と会ったことがあるかを尋ねたところ、「ない」という回答が約9割を占めた。

ネッ友に会ったことが「ない」と答えた人を対象とした、ネッ友に会いたいと思うかという質問では、小学生・中学生ともに「会いたくない」「会いたいけど怖い」を挙げる回答が多い。また、小学生・中学生ともに「会いたいけどおうちの人に禁止されている」という回答が上位にランクインした。「その他」の回答には、「ネッ友が住んでいる地域が遠いから難しい」「大人になったらいつか『会いたい』って誘いたい」「声や顔を知ってからなら会ってみたい」といった意見も寄せられている。

「一生の友だち」になれるのは、「リアルで会ったことがある友だち」とネッ友のどちらだと思うかを尋ねたところ、小学生では「リアルで会ったことがある友だち」が最多となり、「どちらもなり得る」を上回った。一方、中学生では「どちらもなり得る」がもっとも多い。

ネッ友がいる人に対し、自身にとってネッ友とはどのような存在かを自由に答えてもらったところ、「『好き』を語っても引かれない貴重な存在」「いい意味で距離感があって安心して相談したりできる存在!」「ゲームをする仲であって、実際には会わない方がいい存在の人」「リアルな友だちとあまり変わらない」「完璧に信じてはいけない存在」といった意見が寄せられた。
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