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ICT教材「天神」、2026年4月より中学生版に「音声読み上げ機能」を搭載

 タオは、ICT教材「天神」の中学生版に2026年4月より新たに音声読み上げ機能を追加搭載することを、11月26日に発表した。この機能追加は「小学生版の読み上げ機能がよかったので、中学生版にも欲しい」という利用者からの要望を受けて決定された。

 この新機能は、特に発達障害や学習障害(ディスレクシア等)のある生徒に対し、学習のあり方を大きく変える可能性を秘めている。生徒は「読むことの困難」から解放され、問題の意味を考えて解法を導き出すという、本来の学習活動にエネルギーを注ぐことができる。また、保護者にとっては問題文の読み上げサポートなどの負担が減り、生徒の自立的な学習を見守ることが可能となる。教育施設においては、指導者が問題の読み上げに費やしていた時間を、生徒一人ひとりの質問対応や対話の時間に充てることができ、支援の質を向上できる。

 これまで「天神」中学生版には、アニメーション講義「レクチャー」での音声解説機能はあったが、学習の要となる「問題文」「ヒント」「解説」部分の読み上げ機能は小学生版のみに搭載されており、読字に困難を抱える生徒にとって高い壁となっていた。今回の新機能搭載により、学習内容が高度化する中学校課程において、視覚と聴覚の両面からサポートし、誰もが学び続けられる環境の実現を目指す。

 小学生版のよさをそのままに、最新の生成AIを活用し、進化した読み上げ機能を提供する。機械的ではない、自然で聞き取りやすい音声で学習をサポートするため、内容がスムーズに頭に入る。また、読み上げているテキストがハイライト表示されるため、視覚情報と聴覚情報の一致により、より深い内容理解を促す。さらに、問題文だけでなく、つまずいた時に頼りになる「ヒント」や、解答の根拠を学ぶための「解説」も音声で確認でき、生徒は1人で安心して学習サイクルを完結できる。

 「天神」はタブレット・パソコンを利用した家庭学習用デジタル教材で、小中学校の教科書に準拠している。対応学年は乳幼児(0~6歳)、小中学校の全学年で、学習範囲は1学期分から3学期分までがいつでも学習可能である。対応教科は英語、数学(算数)、国語、理科、社会、生活、知育・育脳におよぶ。動画講義として5~15分程度のアニメーション授業が見放題(小学生版・中学生版)で、反復学習では選択肢のシャッフルに加え、問題そのものが変化する。ほぼ全問の印刷に対応している(小学生版・中学生版)。

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