記事一覧
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2021/03/11
「学生が自ら学びたくなる」オンライン授業の仕掛けとは? アダプティブ・ラーニングとルーブリックの効果的な活用
2月3日、デジタルハリウッドが展開するオンライン授業の導入および活用支援サービス「デジタルハリウッドアカデミー」は、学習成果の可視化をテーマにしたオンライン事業実践とその効果を解説するセミナーを開催した。これまでもSosiety 5.0に向け教育改革推進が進められてきたが、新型コロナウイルス感染症拡大により、大学をはじめ小・中・高校でもオンライン授業の導入が進んだ。学生の成長を促すオンライン授業を設計するにはどうすればいいのか。デジタルハリウッドの動画教材開発責任者であり、デジタルハリウッド大...
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2021/03/09
2021年2月にAmazonで人気だった「教育」の本は? ランキング1位~50位
2021年2月の1ヵ月間に、Amazonで売れた教育関連本のランキングを1位から50位まで紹介する。直近の新刊では12位に『GIGAスクール構想で変える! 1人1台端末時代の授業づくり』、32位に『これからの教育を面白くする! さる先生の学校ゲームチェンジ』、34位に『新任3年目までに身につけたい 困った場面をズバリ解決! 指導術』がランクインした。
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2021/03/03
ハイフレックス型授業の課題「板書」と「ディスカッション」の対応策を考える
気づけば「激動と変革」の1年間だった2020年度も終わりに近づき、あっという間に新年度が目の前に迫ってきました。この1年で教育のIT化、オンライン化が一気に進み、選択肢が増えたぶんだけ2021年度における授業のあり方をどうデザインしたらいいのか、模索している教育関係者も多いのではないでしょうか。そうした方々のご参考となるよう、今回の記事では筆者が九州大学ビジネス・スクール(以下、QBS)で行った「ハイフレックス型」(対面と遠隔オンラインを同時進行させる形式)授業で直面した2つの課題と、今後の対...
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2021/03/02
「1人1台」ロケットスタートのために、先生向けの資格を取りませんか?
「GIGAスクール構想」元年となる2021年。1人1台端末の環境がようやく実現する一方で、十分に活用されないことも危惧されています。せっかく整備されたのであれば、死蔵することなく有効的に使うことが望ましいでしょう。しかし「使い方が分からないから使わない」といったケースも多数あるのではないでしょうか。そこで今回は、端末を使いこなすポイントを体系的に学べる資格について、Apple、Microsoft、Googleの3つの資格を取得した鈴谷大輔先生に、現場目線でご紹介いただきます。(編集部)
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2021/03/01
高校生から本物のテクノロジーに触れ、卒業後の進路にもつながる学びとは? シスコ提供の教育プログラム
未来を支えるDX人材の育成に取り組む教育機関に対し、さまざまな情報教育を提供してきたシスコシステムズ。その1つとして日本では1999年より提供を開始した、ネットワーク技術者教育プログラム「シスコ ネットワーキング アカデミー」は、受講者数が累計7万人を超え、次世代IT人材育成プログラムとして注目されている。また、2018年にはデジタルラーニングプラットフォーム「デジタルスクール ネットワーク」の提供を開始した。その効果や活用方法などについて、導入校の1つである東京・町田市の都立町田工業高校の前...
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2021/02/26
GIGAスクール端末で「クリエイティブな学び」の場を生みだす無料ツール「Adobe Spark」とは?
現在進められている「GIGAスクール構想」では、学習者1人に1台配布されるICT端末を活用して、生徒の情報活用能力を育てることに加え、児童生徒が創造性を発揮し、主体的・対話的かつ深い学びを得られる授業スタイルへの変革がうたわれている。アドビが2月8日に開催した「Adobe Spark×GIGAスクール端末活用セミナー」では、「GIGAスクール以降」に求められる新たな「学び」のあり方と、その環境作りに生かせる「Adobe Spark」の概要が紹介された。
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2021/02/25
これからの社会で必要な「ソフトスキル」とは? WWL拠点校がコロナ禍でも世界とつながるリーダーシップ教育に挑戦
コロナ禍で人の移動を伴う学びが制限されており、海外との交流や地域に根差した学びといった探究学習が困難になりつつあります。本稿では、英国の名門校・イートン校の学びをオンラインで体感するプログラム「EtonX(イートンエックス)」の導入事例から、制約がある中でも探究的な学びを推し進めていくヒントを探ります。同プログラムを日本向けに展開するグローバルスカイ・エデュケーション(以下、GSE)の須川健太郎氏に解説していただきました。(編集部)
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2021/02/24
自由でポジティブなフィンランド教育の実態は? 魅力と課題をフィンランドの小中学校から現地レポート
教育ICT先進国と言われるフィンランド。そこではどのような教育が、どういった手法で行われているのか――。「教育イノベーターズMeetUp!海外&日本の教育の最先端事例を学ぶ会」主催のオンラインセミナーに、フィンランドのオウル大学院で「教育学」と「グローバリゼーション」を学ぶ田中潤子さんが登場。フィンランドの総合学校(小中学校)に3か月間ティーチングアシスタントとしてインターン参加した経験を紹介した。小学1年生のクラスに毎日通い、高学年の生徒とも交流し、また職員会議にまで出席したという田中さんが...
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2021/02/19
授業の動画をGoogleドライブにアップしよう! 生徒に共有する2つの方法
四條畷学園高等学校で地歴公民科を担当する小森一平先生は、3年ほど前から毎授業の動画撮影・生徒への共有を始め、現在までに3748本もの動画をアップしてきました。オンライン学習が新しい学習の手段として注目を浴びる中、どんな方法があるのか模索している教育現場も多いのではないでしょうか。本連載では、動画活用を検討している先生に向けて、小森先生がご自身のノウハウを紹介します。第3回となる本記事では、第2回に続いて、撮影した授業動画をGoogleドライブにアップする手順とポイントを具体的に解説していきます...
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2021/02/17
IT分野に女性が少ないと何が起きる? Waffle田中沙弥果氏と斎藤明日美氏による、女子中高生の可能性を広げる活動
デジタル化社会を担う人材の育成が国家的課題となる中、日本におけるIT技術者の女性は約2割と言われ、圧倒的に少ない。大学で理数系分野を専攻する女子も少数派で、中高生の時点でも文系偏向なのは明らかだ。こうした状況に危機感を抱き、女子中高生限定のコーディング学習の場「Waffle Camp」の運営を手掛けている一般社団法人Waffle。同法人は第4回「ジャパンSDGsアワード」の特別賞(SDGsパートナーシップ賞)を受賞し、代表の田中沙弥果氏と共同代表の斎藤明日美氏は、『Forbes JAPAN』が...
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2021/02/15
【先生のコミュニティ紹介】プログラミング教育の不平等をなくしたい!「青森県プログラミング教育研究会」
有志の先生・教育関係者の方々でつくる「コミュニティ」活動をご存じですか? どのコミュニティも、より良い学びの実現に向けて、情報交換やワークショップ運営といった活動に日々取り組まれています。EdTechZineではその方々を応援したいと考え、コミュニティを紹介するコーナーを設けました。4回目となる今回は、すべての子どもたちがプログラミング教育を等しく受けられることを目指す「青森県プログラミング教育研究会」を、事務局長の前多昌顕先生にご紹介いただきます。(編集部)
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2021/02/12
授業動画コンテンツ、どうやって撮影する? 学校現場ですぐできる3つの手順を紹介
四條畷学園高等学校で地歴公民科を担当する小森一平先生は、3年ほど前から毎授業の動画撮影・生徒への共有を始め、現在までに3748本もの動画をアップしてきました。オンライン学習が新しい学習の手段として注目を浴びる中、どんな方法があるのか模索している教育現場も多いのではないでしょうか。本連載では、動画活用を検討している先生に向けて、小森先生がご自身のノウハウを紹介します。第2回となる本記事では、授業を撮影する際の工夫やポイントを具体的に解説していきます。(編集部)
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2021/02/09
2021年1月にAmazonで売れた教育関連の本は? ランキング1位から50位まで
2021年1月の1ヵ月間に、Amazonで売れた教育関連本のランキングを1位から50位まで紹介する。直近の新刊では14位に『自己肯定感を上げる OUTPUT読書術』、34位に『オレンジの悪魔は 教えずに育てる やる気と可能性を120%引き出す奇跡の指導法』、35位に『仲よくなれる! 授業がもりあがる! 密にならないクラスあそび120』がランクインした。
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2021/02/05
毎時間授業を撮影し、3500本以上の授業動画をアップ! そのねらいと効果とは
四條畷学園高等学校で地歴公民科を担当する小森一平先生は、3年ほど前から毎授業の動画撮影・生徒への共有を始め、現在までに3748本もの動画をアップしてきました。オンライン学習が新しい学習の手段として注目を浴びる中、どんな方法があるのか模索している教育現場も多いのではないでしょうか。そこで本連載では、動画活用を検討している先生に向けて、小森先生がご自身のノウハウを紹介します。まずは授業動画をアップする目的とメリット、そしてまた動画をアップロードして共有するためのGoogleドライブとは何かといった...
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2021/02/04
コロナ禍で、必修化されたプログラミング教育はどうなったのか? 実情と実践をふり返る
2020年の「コンピュータサイエンス教育週間」の最終日にあたる12月13日、みんなのコードと、プログラミング教育の充実に向け活動を行う先生の任意団体Type_Tが、オンラインイベント「2020年コロナ禍、小学校で始まったプログラミング教育の実際」を開催した。イベントには学校現場と支援団体、研究機関それぞれの立場から、プログラミング教育に携わる関係者が登壇。2020年におけるプログラミング教育の実情や授業事例をふり返り、今後に向けての展望を話し合った。