エンライクは、同社の運営するじゅけラボ予備校が実施した、高校受験に関するアンケート調査の結果を10月16日に発表した。同調査は2025年度の高校入試において、塾や家庭教師を利用することなく受験した子どもをもつ40~59歳の保護者を対象としており、7月18日~9月3日の期間で234名から有効回答を得ている。
調査対象者に、高校受験の結果について尋ねたところ、「第一志望高校に合格した」(83.8%)がもっとも多かった。「第一志望高校には不合格、第二志望高校に合格した」(7.7%)と合わせた割合は91.5%に達している。

自身の子どもが合格した高校の偏差値を尋ねたところ、「偏差値50〜57」(29.5%)がボリュームゾーンではあるものの、「偏差値58〜64」(14.1%)および「偏差値65以上」(9.1%)を合わせた23.2%が、偏差値58以上の高校に合格していることがわかった。

今回の調査結果は、塾や家庭教師を利用しなくとも、子ども本人の強い意志と適切な学習計画、さらに家庭のサポートがあることによって、学力上位層が目指す高校への合格も十分に可能であることを示唆している。
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