ラインズは、同社の入退室管理システム「安心でんしょばと」が佐賀県佐賀市に正式採択され、佐賀市立児童クラブ全68施設で10月より利用が開始されたことを、12月4日に発表した。

佐賀市は、市が設置する児童クラブにおいて、保護者の利便性向上および職員の業務負担軽減を図るため、「安心でんしょばと」を導入した。利用児童数は約3000人(9月1日時点)。市は9月に集合研修を実施し、10月から全施設で活用している。
「安心でんしょばと」は、児童の入退室管理と保護者連絡を効率化する学童クラブ業務支援システム。主な機能として、カードをかざすだけで入退室時刻を自動記録し、保護者へリアルタイムで通知する入退室管理機能がある。この履歴は自動で集計可能。また、連絡メッセージ機能では、施設からのお知らせを一斉・個別に配信でき、開封確認やアンケート集計も自動化する。さらに、保護者が利用予定を登録し、実際の利用状況やお迎えの有無を管理できる予定実績管理機能や、保護者からの欠席申請がマイページから即時に反映され、施設側でスムーズに管理可能となる保護者連絡機能も搭載されている。なお、同システムは現在、全国90以上の自治体、2500施設で導入され、60万人以上が利用している。
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