記事のアクセスランキングトップ10
多くの学校に先駆けて、Zoomを活用した双方向型のオンライン授業を実施した角川ドワンゴ学園の「N中等部」。当初、多くの人にとって未知のツールだったZoom、そしてオンラインでは難しいとされたワークショップ型の授業実践に注目が集まりました。
休校中、多くの制約がある中でオンラインでの学びを実践した、小金井市立前原小学校の蓑手章吾先生による記事が第2位に。休校を経て蓑手先生が感じた本当の「格差」について語っていただきました。
すららネット主催のオンラインセミナー「出席扱い制度説明会/HSCな子の関わり方講座」のレポートです。「ハイリー・センシティブ・パーソン(HSP)」がテレビ番組などで取り上げられるようになり、その子ども時代を指す「HSC」にも注目が集まっています。
全国一斉休校期間中、EdTechZineでは教育関連企業による教材などの無償支援の情報をまとめ、掲載しました。その記事が第4位となりました。
わかるようでわからない「ワーキングメモリ(作業記憶)」という言葉。その役割などについて解説した記事が第5位となりました。
公立高校の先生による人気連載「ゼロから始めてここまでできる! 公立高校でのICT教育実践」の第8回では「Google Classroom」の活用事例を紹介。「Google Classroom」は今年の今年の3月から4月にかけての1カ月間で、全世界におけるユーザー数が約5000万人から1億人へと倍増しました。国内でも多くの先生方が使い始めたことがうかがえます。
「GIGAスクール構想」は当初の予定よりも前倒しで進み、小中学校では本年度中に1人1台環境が実現します。それに先駆けて端末を整備した文化学園大学杉並中学・高等学校(当時)の奥津憲人先生がiPadとChromebook、WindowsそれぞれのOSの得手不得手を語りました。なお、現在では各OSについて状況が異なる部分もありますのでご注意ください。奥津先生による、現在の状況を踏まえた記事も企画中です!
第8位にも「HSC」に関する記事がランクインしています。多くの方々が「HSC」の子どもたちとの接し方に悩んでいらっしゃることを実感しました。
教員の働き方改革が叫ばれる中、特に大きな負担とされるのが「採点業務」です。自動採点システムを導入した常総学院高等学校の先生に、導入の経緯と効果についてお話しいただきました。
第2位の記事に続き、蓑手先生による寄稿記事が第10位となりました。オンラインでの学びでは子どもたちのモチベーションが上がらないなどの課題もあります。しかし、先生のクラスではそのような心配が全くなかったそうです。その理由を語っていただきました。
ニュースのアクセスランキングトップ10
記事ランキングの第4位でも触れた通り、休校期間中は多くの企業が教材の無償提供などを行い、「学びを止めるな」と尽力されました。ニュースのランキングでも関連記事がたくさんランクインしています。なお、情報については掲載当時の内容のままなのでご注意ください。
- 第1位 学研、学習コンテンツを緊急無料公開、新型コロナ感染防止にともなう休校を受けて
- 第2位 ベネッセ、「春の総復習ドリル」を無償配布、「電子図書館 まなびライブラリー」も開放
- 第3位 東進ハイスクールと四谷大塚、小中学生を対象にした「全国統一オンライン講座」を無料開講
- 第4位 新型コロナによる休校期間中の勉強時間は1日2時間以下、高校生対象の調査より
- 第5位 学研、小学生向けに独自の時間割表を無料提供、規則正しい家庭学習を支援
- 第6位 高校生のなりたい職業、女子は「看護師」、男子は「国家公務員・地方公務員」が1位に
- 第7位 ワンダーラボ、知育アプリ「シンクシンク」有料コースを1か月間無償提供
- 第8位 学習教材を無料公開する「Gakken家庭学習応援プロジェクトLINE公式アカウント」が開設
- 第9位 中高生の8割がオンライン授業の継続意向、アオイゼミの調査から明らかに
- 第10位 保育園児の母親、半数超が感染症対策よりも保育を優先してほしいと回答
2020年のおわりに
年初に2019年のランキングを発表した際には、今年がこのような状況になるとは誰もが想像できなかったと思います。そのような中、慣れない環境でも常に前向きに取り組む教育関係者の方々には頭が下がる思いでいっぱいです。
来年も皆さまの一助となれるよう、引き続き情報を発信していきます。2021年もEdTechZineをどうぞよろしくお願いいたします!