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そもそも「頭が良い」とは何か? ワーキングメモリの重要性とトレーニング方法に迫る!

ブレインテック×EdTechの可能性 第8回

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2020/01/30 07:00

 「頭を良くする方法」などのキーワードで検索すると、実に多くのさまざまな情報が出てきます。このことからも分かる通り、仕事でも勉強でも、頭を良くするというニーズは多いでしょう。「頭が良い」という言葉の意味は複雑ですが、最近重要な脳機能としてワーキングメモリという言葉をよく聞くようになりました。今回はワーキングメモリとは何かについて、そしてワーキングメモリをトレーニングする商品についてご紹介したいと思います。

注目が集まるワーキングメモリ、一体なぜ重要なの?

ワーキングメモリとは?

 前回のコラムでも少し触れましたが、ワーキングメモリ(作業記憶)とは、現在の作業に必要な情報を一時的に記憶し、その記憶に基づいて一連の作業を効率的に実行する(課題を解決する)ことができる能力のことを言います。

 ワーキングメモリは私たちの日常生活や学習を支える重要な能力で、このワーキングメモリの働きによって、私たちは瞬時に適切な判断を行うことができるとされています。例えば、

  • 電話の相手から言われたこと(複数)をメモする。または記憶する
  • たくさんの資料を短時間で読み込み、内容を理解する
  • 質問された内容を聞いて理解しながら、同時に回答を頭の中でまとめる

 といった作業の際にワーキングメモリは強く働いています。まさに仕事や勉強には欠かせない重要な能力といえます。

 普段、私たちが日常会話のなかで「あの人は頭が良いよね」というときの「頭が良い」とは、例えば、

  • 理解するのが早い
  • 仕事が速い
  • さまざまな状況に応じて的確に答えを出す

 といったいろんな意味で使われるのですが、ワーキングメモリが重要な役割を果たすタスクを見てみると、「頭がいい」とはワーキングメモリが優れていると言えるのかもしれません。

ワーキングメモリを鍛えたいというニーズ

 そんなこともあり近年、ワーキングメモリを鍛えたいというニーズはかなり増えています。Webで「ワーキングメモリ 鍛える」といったキーワードで調べると、情報や書籍などが多数出てきます。メンタリストで有名なDaiGoさんが監修した脳トレアプリ(iOSAndroid)も人気のようです。

 こんなにも多くのワーキングメモリを鍛えるツールや書籍などが世に出てきているのは、ずばり脳科学研究でワーキングメモリはトレーニングによって鍛えることができると主張されているからです。つまり、トレーニングによって、頭を良くすることができるからなのです。

 それでは、ワーキングメモリを高められると謳っているさまざまな商品の中で、筆者が特に気になった商品をいくつかご紹介しましょう。


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著者プロフィール

  • 株式会社メディアシーク(カブシキカイシャ メディアシーク)

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