記事のアクセスランキングトップ10
数多くのデジタルツール・教材を活用する、公立小学校教諭の前多昌顕先生による「Classroomscreen」紹介記事が第1位となりました。Classroomscreenは先生の授業をサポートするツールを多数搭載している無料のWebアプリです。
前多先生による記事が第2位にもランクインです! 教育向け掲示板アプリ「Padlet」活用時のポイントと、小学校における授業実践を2つご紹介いただきました。Padletは活用する先生方が増えていると感じます。今人気の教育向けアプリのひとつではないでしょうか。
第3位は、林孝茂先生による低学年のChromebook活用連載から「描画キャンバス」の実践を紹介した記事です。編集部にも、低学年を受け持つ先生方から「端末活用はどうすればよいのか」というお悩みの声が多く届きます。ぜひ、連載をお読みの上、日々の授業に活用していただければと思います!
第4位は、坪田信貴さんによる書籍『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(KADOKAWA)のモデルとなった、小林さやかさんへのインタビュー記事です。現在、コロンビア大学教育大学院で教育について研究している小林さん。なぜ大人になった今のタイミングで海外の大学院に入学し、教育研究者となったのか。その理由を伺いました。そして、小林さんの日本の学校教育に対する熱い想いもお話しいただきました。
第5位には、子どもから大人まで大人気の「ポケモン」がモチーフのプログラミング教材を紹介する記事がランクインしました。一般財団法人ポケモン・ウィズ・ユー財団が提供する「ポケモンプログラミングスタートキット」は、小学校をはじめとした学校現場において無償で利用できる教材です。同財団と株式会社ポケモンのディレクターを兼任する新井賢一さんに、教材の詳細を伺いました。
第6位・第7位に続けてランクインしたのは、教育向けクイズアプリ「Kahoot!」の授業実践を紹介した記事です。岩崎先生によるKahoot!の活用連載は、EdTechZineでも長く読まれており、人気のシリーズです。低学年から取り組めるKahoot!の活用ヒントを詳しく解説していただいています!
前多先生に「Canva」の新機能をご紹介いただいた記事が第8位にランクインしました。生成AIなど最近追加された機能の解説と、それらの新機能を取り入れた授業実践についてご執筆いただきました!
第9位には、今年2月に開催されたイベント「GLOCOM x Lenovoが考えるデジタル社会の学び ~これからの学びを支えるNext GIGAを展望する~」のレポートがランクインしました。端末の更新が始まろうとする中、GIGAスクール構想の次のステップに向けて、有識者が意見を出し合いました。
第10位は、学内公募による「業務のDX推進プロジェクト・チーム」を結成し、大学を挙げてDXを推進する東北大学の方々への事例インタビュー記事です。東日本大震災をきっかけに業務の在り方を見直していたことで、コロナ禍でも迅速にリモートワークへ移行することができたそうです。
ニュースのアクセスランキングトップ10
2023年のニュースランキングで第1位となったのは、英国の教育専門誌『タイムズ・ハイヤー・エデュケーション』がベネッセグループと協力して発表した「THE 日本大学ランキング2023」に関するニュースでした。
- 第1位 「THE 日本大学ランキング2023」、総合ランキング1位は4年連続で「東北大学」
- 第2位 N・S高等学校が2022年度大学入試合格実績を公開、国公立大の合格者は前年比56.3%増
- 第3位 一般の学生・保護者の7割は給付奨学金が多数あることを知らず、2割は「借りるもの」と誤認【ガクシー調査】
- 第4位 iPadを教師手帳として使用できる「Digital Teacher's Planner」2023年度版が発売
- 第5位 兵庫県加古川市、モデル校における「ICTを効果的に活用した授業実践」に関する研究成果などを発表
- 第6位 小学校向け教材「ポケモンPCトレーニング」に特別支援教育で使いやすい「マイペースモード」が追加
- 第7位 小学6年生の「将来就きたい職業」で「教員」が2位、「IT関係」がはじめて10位にランクイン【クラレ調査】
- 第8位 高校情報科教員の約9割、一部の生徒以外「中学校段階のプログラミングを理解していない」と回答【みんなのコード調査】
- 第9位 23年入試における東京大学への理系現役合格者、約8割が高2までに高校数学を修了【ナガセ調査】
- 第10位 小学生の「将来なりたい職業」、「プログラマー」が男子8位でトップ10に初ランクイン【日本FP協会調査】
2023年のおわりに
2023年は学校行事等もコロナ禍以前のように行われるケースが増えました。コロナ禍をきっかけに進んだデジタル化の歩みを止めることなく、対面とオンライン、アナログとデジタルそれぞれの長所を組み合わせて、よりよい学びへと進化せていくことの大切さを感じる1年でした。
GIGAスクール構想も端末の更新時期を迎えつつあり、11月には補正予算案に更新費用が盛り込まれました。日々進化する生成AIについても、教育現場での活用が議論されている状況です。教育業界を取り巻く状況が日々刻々と変化する中、EdTechZineは教育関係者の皆さまに寄り添った情報をお届けするメディアであり続けたいと考えています。来年もどうぞよろしくお願いいたします。