英国の教育専門誌『タイムズ・ハイヤー・エデュケーション』(THE)は、ベネッセグループとの協力による「THE 日本大学ランキング2023」を3月23日に発表した。同ランキングは、2017年3月に1回目が発表されており、2023年で7回目となる。
ランキング指標は、「教育リソース」「教育充実度」「教育成果」「国際性」の4分野で、一般的な国内の大学ランキングとは異なり、学生の学びの質や成長性に焦点を当てている。
総合ランキングの1位は、4年連続で東北大学が獲得し、2位は2022年に引き続き東京大学、3位には大阪大学(2022年は同率3位)、4位には東京工業大学(2022年は同率3位)、5位には2022年に引き続き京都大学、6位には九州大学(2022年は7位)がランクインした。また、国際基督教大学が2つ順位を上げて初めてトップ10に入った。
分野別ランキングをみると、「教育リソース」では東京医科歯科大学、「教育充実度」では国際基督教大学、「教育成果」では京都大学、「国際性」では立命館アジア太平洋大学が1位を獲得している。
2023年版のランキング指標は、2022年版から変更されておらず、「教育充実度」の充実を図るべく、「教員・学生の交流、協働学習の機会」「授業・指導の充実度」「大学の推奨度」が、重要な指標項目としてランキングに反映される。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア