葵が運営するオンライン学習塾「アオイゼミ」は、受講生を対象に実施した新型コロナウイルス感染症の感染拡大にともなう休校期間における学習実態についてのアンケート調査の結果を、4月22日に発表した。
同調査は、「アオイゼミ」を受講する中学生・高校生・高卒生を対象に、4月6日~12日の期間に行われており、2411名から回答を得ている。
調査対象者に学習内容を尋ねたところ(複数回答)、「学校の宿題」(78%)がもっとも多く、「オンライン授業」(68%)がそれに続いた。市販の教材や参考書を使用した学習も5割近くが行っている。
新型コロナウイルス感染症に関連した休校期間の以前から「オンライン授業」を利用した生徒は半数程度で、今回の休校によって「オンライン授業」の利用者が大幅に増えたことがうかがえる。
今回の休校ではじめて「オンライン授業」を利用した生徒に、「オンライン授業」を知ったきっかけを尋ねた質問では、「ネットの情報」(53%)、「家族」(26%)の順となった。
「オンライン授業」を利用している生徒の8割超が、今後も「オンライン授業」を継続して利用したいという意向を示している。
「オンライン授業」のメリット(複数回答)としては、「自宅で勉強できる」(86%)、「自分のペースで勉強できる」(71%)、「集中できる」(36%)が上位となった。
一方で、「オンライン授業」のデメリット(複数回答)としては、「質問ができない」(37%)、「スマホやタブレットなどの通信機器の整備が必要」(35%)、「周りの大人の理解が得にくい」(25%)を挙げる声が多い。
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