MEMEは「探究・校務改革支援補助金2025」の交付対象事業者に採択されたことを、4月28日に発表した。これにより、同補助金を活用して学校向け集金システム「スクペイ」を無償で導入する学校・自治体を、5月9日まで募集する。対象は、全国の小学校・中学校・高等学校・自治体。

経済産業省が実施する探究・校務改革支援補助金2025は、教職員の業務効率化・省力化を推進するため、学校活動支援サービスを導入する事業者に対して経費を補助する取り組み。これにより、学校や自治体などの教育機関は、令和7年度の対象期間中、学校活動支援サービスを費用負担なしで導入・利用することが可能となる。
スクペイは学校向けの集金決済サービスで、公立の小中学校を中心に利用されている。スクペイは、銀行口座登録用紙の回収や振替データの作成、入金データの確認といった集金業務をデジタル化することで、教職員の業務負担を軽減する。
学校側はスクペイを通じて保護者に請求書を発行でき、保護者はスマートフォンで請求を受け取り、そのまま支払いまで完了する。銀行口座を設定すれば即時決済が可能になり、コンビニ支払いを選択する場合も、全国のコンビニエンスストアで現金による支払いが可能となる。

また、保護者の口座情報や個人情報を学校側で入力・表示することなく、安全に利用できる。
集金画面はシンプルで直感的に操作できる設計となっており、管理画面上の帳簿にも自動で反映されるため、残高の確認だけでなく収支管理まで一元的に行える。
本補助金を活用したスクペイの導入を検討する学校・自治体は、5月9日の15時までに同社より案内される申し込みフォームへ、申請に必要な必要事項を入力する必要がある。その後同社より申請を行い、補助金交付決定予定日(5月22日)以降に結果が通知される。期日までの対応・申し込みが難しい場合には、以下の問い合わせ窓口で相談を受け付ける。
- 電話:03-6810-8842(「探究・校務改革支援補助金2025の件で」と伝える必要がある)
- メール:skp_subsidy@sukupay.jp
また、探究・校務改革支援補助金2025を活用してスクペイの導入を検討している学校・自治体向けに、個別説明会を実施する。説明会の予約は専用フォームで受け付けている。
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