起立性調節障害改善協会は、小学生~高校生の子どもを持つ保護者を対象に実施した、「子どもの朝の不調」に関するアンケート調査の結果を10月29日に発表した。同調査は10月25日~28日の期間に行われ、243名から回答を得ている。
調査対象者に、自身の子どもは「朝起きづらい」と感じることがあるかを尋ねたところ、「よくある」と「時々ある」を合わせた割合が8割超となった。

自身の子どもが「朝起きづらい」と感じ始めたのは、何歳(何学年)ごろかという質問では、「小学校低学年以前」が3割超となった。また、小学校高学年から中学2年生ごろまでという回答も約3割に達している。

子どもが起きづらくなった要因として考えられる生活習慣の変化を尋ねたところ、「就寝時刻が遅くなった」が約3割でもっとも多く、「スマホやタブレットを持つようになった」(17.2%)をはじめとする、夜型化を招く生活習慣が上位を占めた。一方で、「ストレス」「習い事・塾」といった、心理的・環境的負担を挙げる回答もあった。

自身の子どもが訴える「朝の不調」の具体的な症状を尋ねた質問では、「朝起きられない/午前中に体調が悪い」が3割近くを占めた。そのほか、「倦怠感」「集中力の低下」「気分の落ち込み」といった回答も多くみられた。

季節によって、自身の子どもの朝の体調に変化を感じるかを尋ねたところ、「季節による変化はあまりない」(51.0%)が最多となり、「秋・冬になると体調が悪くなりやすい」(25.5%)がそれに続いている。

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